セッション

検索結果は4件です。

大腸癌術後の下部消化管内視鏡サーベイランスにおける病変発見率の検討
合志 健一(国立がん研究センター東病院・大腸外科)
【背景・目的】大腸癌治療ガイドラインでは,術後の下部消化管内視鏡検査(CF)は,3年間毎年行うことが目安とされているが,未だコンセンサスは得られていない.当院における術後CFサーベイランスでの病変発見率を検討した.【対象・方法】対象は2007年1~12月の大腸癌手術症例108例中,術前・術後1年に全大腸内視鏡検査(TCF)を行った93例.これを術前ポリープあり(P群:54例)となし(N群:39例)...

第55回日本消化器病学会大会大腸-検診

胃癌術前に大腸内視鏡スクリーニング検査は必要か?
尾島 敏康(和歌山県立医大・2外科)
【目的】近年,悪性疾患に対する診断の進歩により,重複癌が増加している.当科では原則として手術予定の胃癌患者に対して大腸内視鏡スクリーニング検査を行っている.今回,我々は胃癌症例に対する大腸内視鏡検査の意義について検討した.【対象と方法】99年1月より12年6月までに当科で胃癌に対して手術を行った1891症例を対象とし,術前大腸内視鏡検査による下部消化管同時性病変の合併率,およびその治療内容について...

第55回日本消化器病学会大会大腸-検診

免疫学的便潜血陰性大腸腫瘍の検討
吉井 新二(NTT東日本札幌病院・消化器内科)
【目的】大腸ポリープの内視鏡摘除により大腸癌の罹患率・死亡率が抑制されることが報告された為,全ての大腸腫瘍性病変を発見し切除することが大腸癌の予防につながると考えられる.しかし,大腸ポリープと免疫学的便潜血反応(FOBT)の関連は検討不十分である.今回の目的は,FOBT陰性者における大腸ポリープ検出率(polyp detection rate; PDR)を検討することである.【方法】2004年4月...

第55回日本消化器病学会大会大腸-検診

便潜血偽陰性大腸癌による大腸内視鏡検診に必要な条件の検討
松下 功(大阪中央病院・消化器内科)
【目的】大腸がん検診においては便潜血検査 (FOBT) 偽陰性例が問題であり,FOBTが遂年検診にも関わらず,過去の陰性値の検討は殆どされていない.一方,全大腸内視鏡検査 (TCS) を対策型検診とするには,費用・処理能力等問題点が多い.今回我々は,FOBT偽陰性例の過去の便ヘモグロビン値 (便Hb値) から,TCS検診に必要な条件を検討した.【方法】2007年1月から2011年12月に当院健康管...

第55回日本消化器病学会大会大腸-検診