セッション

検索結果は3件です。

安全性の向上をめざしたIT knife nanoによる食道ESD
北川 善康(千葉県がんセンター消化器内科)
【背景・目的】当院では2005年より食道ESDを開始し,2009年以降はDual knifeをメインデバイスとして全体で138例施行してきたが,心拍動や呼吸性変動などでスコープ操作が不安定となり筋層を損傷するケースが少なくなかった.食道の筋層損傷は重篤な偶発症につながるため出来るだけ回避する必要がある.IT系デバイスは先端が絶縁されており処置が安定しやすく,これまで胃ESDでIT系を使用し慣れてい...

第100回日本消化器病学会総会食道癌 ESD

EEMR-tube併用ダブルチャンネル法による食道ESDの治療成績と病態からみた食道ESDの適応基準
千野 修(東海大学付属東京病院外科)
食道ESDの技術的難易度は高い.2010年1月から2013年9月までに食道表在癌に対しクラッチカッターを用いたEEMR-tube併用ダブルチャンネル法による食道ESDを86例95病巣に施行したのでその視野展開と安全性,短期治療成績と有用性について報告した.また,病理組織学的所見からESDによる根治的切除と追加外科切除術の適応基準について検討した.サイドチャンネルより挿入した細径把持鉗子で病巣口側端...

第100回日本消化器病学会総会食道癌 ESD

超低侵襲内視鏡治療を目的とした早期食道癌における経鼻ルートNasal-ESDの有用性
中村 正克(金沢医科大学消化器内科)
【背景】我々は早期咽頭癌における経鼻ルートを用いたN-ESDの有用性を示してきた(Endoscopy in press).これは偶発症として最も多いsedationを回避する事が出来る超低侵襲内視鏡治療である.今回我々は管腔が狭くESD困難臓器として考えられている食道においても同治療が可能と考えた.細径内視鏡ESDに必要なフードとして送水,吸引機能を持ったNanoShooter(NS)(Top)と...

第100回日本消化器病学会総会食道癌 ESD