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検索結果は3件です。

FD/NERDに対する消化管運動改善薬の有用性の検討
小林 健一(刈谷豊田総合病院内科)
【目的】草野らは2012年にFDとNERDの鑑別診断に有用な改訂Fスケールを開発した.今回この改定F scaleを用いてFD/NERDに対する消化管運動改善薬(mosapride citrate hydrate,六君子湯)の有用性について検討した.【対象】2013年4月~6月の間に当科で上部消化管内視鏡・改定F scaleを同時に施行し,改定F scaleが1点以上のFD/NERD/RE138例(...

第100回日本消化器病学会総会GERD 2

初発GERD,再発性GERDにおけるPPI維持療法―継続治療,頓服治療―での症状改善効果の検討
永原 章仁(順天堂大学医学部消化器内科学講座)
【目的】GERDの維持療法の研究において,これまで初発例と再発例での症状改善効果の差違に着目したものはない.そこで,これらの例での維持療法での症状改善効果について検討する.【方法】8週間の初期治療終了後のGERD例で,オメプラゾール20mgを毎日内服する継続群,症状発現時に内服する頓服群に無作為化され24週間の維持療法が行われた118例について,それぞれの群で初発例,再発例にわけ,症状日誌から毎日...

第100回日本消化器病学会総会GERD 2

咽喉頭異常感症に対するPPI投与の効果の検討
小野 雄司(市立札幌病院消化器内科)
【目的】咽喉頭異常感症は客観的所見のない咽頭部の狭窄・異物・不快感を主訴とし,古来より知られた疾患であるが,診断や治療に難渋することがある.近年ではGERDとの関係が注目されており,その病態のひとつと捉えPPIによる治療を行い有効であったという報告もあるが,改善率はGERDに対するものより低く,難治例も経験する.今回我々は,咽喉頭異常感を主訴に当院を受診され,咽喉頭領域の器質的疾患がない患者にPP...

第100回日本消化器病学会総会GERD 2