セッション

検索結果は3件です。

集中治療領域での低体温療法復温後の早期経腸栄養の有用性
宮下 知治(金沢大学消化器乳腺移植再生外科)
【はじめに】当院集中治療部では心肺停止蘇生後患者に対して脳低体温療法を積極的に採用している.低体温は免疫能の抑制,腸管蠕動運動の減弱を来し,その結果腸管粘膜のバリアやフローラの破錠,Bacterial translocationが誘導されるのではないかと考えられている.その予防としては経腸栄養(EN)が考慮されるがこれまで脳低体温療法施行後の患者に対する早期経腸栄養に関しては詳細に検討されていない...

第99回日本消化器病学会総会小腸 他

医療用イレウスチューブを用いた小腸内圧測定による小腸運動の検討
成田 賢生(藤田保健衛生大学坂文種報徳会病院消化器内科)
 機能性消化管障害や機能性イレウスなど小腸運動が関与する疾患に関して,小腸運動を評価する方法が模索されている.Solid-state transducer法やPerfusion法などを用いた空腹時のmigrating motor complex(MMC)と呼ばれる伝播性収縮運動の検討などがその一例である.空腹時MMCは蠕動運動の一種と捉える事ができるが,小腸は蠕動運動の他,自動運動(分節運動)も行...

第99回日本消化器病学会総会小腸 他

ダブルバルーン内視鏡の一人法 新しい挿入方法 Hooking Technique
荒木 昭博(東京医科歯科大学消化器内科)
【目的】ダブルバルーン内視鏡(DBE)は全小腸の観察を可能とし,術後例や従来の大腸内視鏡挿入困難例にも応用できる.一方,標準的挿入法は二人の検査医を要し,術者には内視鏡先端の感覚が伝わりにくい.この問題に我々はGrip and Pinch Techniqueを用いた一人法によるDBE操作を考案した.しかしながら,これは難しいのではとの問い合わせが多い.今回は我々がいかにして初心者からの導入を可能に...

第99回日本消化器病学会総会小腸 他