セッション

検索結果は3件です。

2cm以下の小さいGISTの臨床病理学的特徴とその取扱いについて
片岡 幹統(国際医療福祉大学三田病院外科・消化器センター消化器内科)
【背景・目的】我々は胃粘膜下腫瘍(submucosal tumor;SMT)の病理組織診断において内視鏡的粘膜切開生検の有用性を報告してきた.GISTは外科的切除が必要とされる疾患であるが,実際に臨床の場で遭遇する2cm以下の胃SMTは組織診断されずに経過観察となることも多い.今回,粘膜切開生検によりGISTと診断した2cm以下の胃SMTについて臨床病理学的特徴とその取扱いについて検討した.【対象...

第99回日本消化器病学会総会GIST

当院におけるGIST診断の現状
吉田 祐一(苫小牧市立病院消化器内科)
【目的】当院におけるGIST 22例における治療前診断方法を後ろ向きに解析した.【方法】2004年4月から2012年7月までの間に組織学的確定診断のついたGIST 22例を対象とした.検討項目は1)治療前組織診断の施行の有無,2)診断方法,3)診断率,4)切除標本におけるリスク分類との一致率の4項目とした.【結果】患者背景は,平均年齢 70歳(55-82),男女比11:11,腫瘍の部位は胃16:小...

第99回日本消化器病学会総会GIST

小腸GIST9例の検討
金藤 光博(岡山済生会総合病院内科)
【目的】当院の小腸GISTの症例においてリスク分類の妥当性とイマニチブの治療効果に対して検討する.【方法】当院にて2006年1月から2012年8月に経験した小腸GIST9例を対象とした.治療の内訳としては,全例手術されており,そのうち4例がイマニチブ投与となった.検討項目は全生存期間(OS),無再発生存期間(RFS)とした.【結果】男5例,女4例で,年齢は55-83歳(平均67.8歳)であった.観...

第99回日本消化器病学会総会GIST