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検索結果は24件です。

食道粘膜下血腫の1例
小田 眞由(松山市民病院)
症例は80歳代男性。主訴:少量の吐血・前胸部痛。既往歴:62歳 胃癌による胃全摘術。64歳 多発性脳梗塞・高血圧。65歳 前立腺肥大症。現病歴:多発性脳梗塞に対して抗血小板剤内服中。数週間前から非常に熱いものを平気で飲めていたようで、家人が心配していた。平成24年5月夕食時に魚骨が刺さったような感じがあり、その際胸部不快感が強く嘔吐したところ、嘔吐物に新鮮血の混在が認められた。翌日近医耳鼻科受信し...

第098回四国支部例会

ERCPにて膵管狭窄像を認めなかったIgG4関連硬化性胆管炎の一例
小川 泰司(済生会今治病院)
ERCPにて膵管狭窄像を認めなかったIgG4関連硬化性胆管炎の一例小川 泰司1)、長谷部 昌1)、兼光 梢1、村上 貴俊1)、上原 貴秀1)、中西 征司1)、宮池 次郎1) 大本 昌樹1)熊木 天児2) 堀池 典生3) 梅田 政吉1)1)済生会今治病院 内科 2)愛媛大学消化器内科 3)済生会今治第二病院【背景】IgG4関連疾患は、硬化性胆管炎、自己免疫性膵炎、後腹膜線維症等を引き起こす。硬化性胆...

第098回四国支部例会

肝原発神経内分泌腫瘍の1例
小川 智也(香川大学医学部附属病院 卒後臨床研修センター)
今回、肝原発神経内分泌腫瘍の1例を経験したので報告する。症例は70歳代の男性。2型糖尿病、糖尿病性腎症のため近医で定期的に外来通院されていた。2011年12月の血液検査でHbA1cの上昇あり、スクリーニングで施行した腹部CT検査で肝腫瘤を指摘されたため、精査加療目的で当科 に紹介受診となった。アルコールは機会飲酒程度であった。血液検査ではHbA1c7.1%(JDS),BUN29.6mg/dl,Cr...

第098回四国支部例会

動注用微粉末化シスプラチン(動注用アイエーコール)を用いた肝動脈注入化学塞栓療法後に急性尿細管壊死となった肝細胞癌の1例
河野 寿明(香川大学卒後臨床研修センター)
当院では、切除不能肝細胞癌(HCC)に対して、肝予備能、腎機能に問題がなければ、アイエーコール・リピオドール懸濁液の肝動注後に、選択的に肝動脈塞栓術を行う。その際、アイエーコール肝動脈注入化学塞栓療法(TACE)の前日~術後3日間に2000~3000ml/日の補液を行い、充分な利尿をはかり、腎不全を予防する。今回、アイエーコールTACEにて急性尿細管壊死をきたした肝細胞癌の1例を経験した。症例は6...

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