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検索結果は4件です。

抗炎症性マクロファージと肝線維化進展抑制:recombinant CX3CL1による肝マクロファージの抗炎症性作用の誘導と新たな治療法確立の可能性
青山 友則(順天堂大・消化器内科)
ケモカインレセプターCX3CR1およびそのリガンドであるCX3CL1は慢性肝炎で発現増強することが報告されているが詳細は不明である。我々はCX3CL1によるCX3CR1を介した肝マクロファージ(MΦ)の制御に着目し,肝線維化との関連を検討した。[方法]CCl4投与/非投与 野生型(WT)およびCX3CR1欠損マウス(KO)よりMΦを単離し,TNF-α, TGF-βおよび抗炎症...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-基礎1

低温ストレス誘導性蛋白CIRP(cold-inducible RNA binding protein)は癌細胞の移動能を亢進させる
東辻 宏明(京都大大学院)
(目的)RNA結合蛋白であるCIRPはストレス(mild cold shock(30℃)、UV照射、hypoxiaなど)でmRNAあるいはたんぱく質の発現が誘導され、ストレス抵抗性を細胞に賦与する。酸化ストレスに対抗して細胞老化抵抗性を誘導することにより、細胞不死化を誘導する。CIRPの発現は癌細胞にどのような影響を与えているのかを解析した。(方法)(1)肝癌細胞株についてCIRPのRNAレベル、...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-基礎1

質量顕微鏡法による肝細胞癌における脂質異常の解析
森田 剛文(浜松医大・2外科)
【背景】近年、食生活の欧米化とともにメタボリックシンドロームが一般にも広く注目されており、脂質代謝と発癌に対する関心が高まっている。しかし、脂質の分子種まで含めた検討は、これまで余り研究が行われていない。【目的】組織内における脂質分布の画像化と物質の同定を可能にする質量顕微鏡法を用いて肝細胞癌の脂質解析を行い、脂質代謝異常と肝細胞癌の関連性を明らかにする。【実験1】肝細胞癌患者の組織標本を用いて、...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-基礎1

スタチンによる肥満関連発癌の抑制
安田 陽一(木沢記念病院・消化器科)
【目的】肥満に関連した代謝・分子異常は、肝発癌に深く関与している。スタチン(HMG-CoA還元酵素抑制薬)は、脂質異常症治療薬であるとともに抗炎症および抗腫瘍効果を持つといわれ、以前我々は脂溶性スタチンであるPitavastatinが、Azoxymethane(AOM)によって誘発された大腸前癌病変を抑制することを報告した。今回、Pitavastatinが、Diethylnitrosamine(D...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-基礎1