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検索結果は4件です。

最近5年の調査からみた当院におけるB型急性肝炎の動向
和田 拓也(北里大東病院・消化器内科, 伊勢原協同病院・消化器内科)
【目的】近年、水平感染によるB型急性肝炎が増加傾向であり、genotype Aの増加とその慢性化が問題となっている。今回我々は当院の過去5年のB型急性肝炎症例を調査することにより相模原市(神奈川県県央部)でのB型急性肝炎の動向を解析した。【方法】2006年6月から2010年5月まで入院治療を行ったB型急性肝炎は12症例。これらについて感染経路、genotype、肝機能検査所見、劇症化・慢性化の有無...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-B型肝炎

高齢者B型肝炎では,遺伝子型Aでなくともキャリア化しうる
小畑 達郎(宇治徳洲会病院・消化器内科)
【緒言】本邦固有のHBVは遺伝子型BjとCeであり,成人での感染は一般に一過性感染で収束する.しかし外来性の遺伝子型Aでの急性B型肝炎では,5~10%が持続感染するため,問題視されている.我々は,遺伝子型A以外でありながら慢性化した高齢者のB型肝炎を2例経験しているので報告する.【症例1】85歳,女性.2006年末より食思不振出現.2007年1月10日,近医受診し黄疸を指摘されて当院受診.画像上肝...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-B型肝炎

外来化学療法センターにおけるB型肝炎ウイルスキャリアに対する免疫抑制・化学療法の現状
西田 勉(大阪大・消化器内科)
【背景】B型肝炎ウイルス(HBV)キャリアに免疫抑制・化学療法を施行した場合, HBVの再活性化により肝炎が発症することが知られている。しかし実際、外来化学療法の現場でのB型肝炎マーカーの測定や、再活性化の現状は不明である。【方法】当院外来化学療法センターにて2003年12月から2011年3月までの期間、2752人、のべ43088回の治療が行われている。このうちHBs抗原陽性率およびHBV再活性化...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-B型肝炎

化学療法及び免疫抑制剤使用におけるHBV reactivationの検討
大橋 理奈(済生会中津病院・消化器内科)
〔目的〕近年化学療法及び免疫抑制剤使用により、HBs抗原陰性、HBc抗体陽性またはHBs抗体陽性患者からのB型肝炎ウイルス(HBV)の再活性化をきたす症例報告が多くなされています。その多くはリツキシマブ併用化学療法による症例ですが、今回我々はリツキシマブ以外を含む当科で経験したHBVの再活性化症例に関して検討した。
〔対象〕2008年12月から2011年1月までに当科に紹介となった、化学療法...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-B型肝炎