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機能性ディスペプシアに対するモサプリドクエン酸塩製剤もしくはオメプラゾールを用いたQOL改善効果の検討
徳永 健吾(杏林大・3内科)
【目的】機能性ディスペプシア(FD)の病態には消化管運動機能障害、心理社会的ストレス、消化管内臓知覚異常、胃酸分泌能などの複数の因子が関与し、症状も食後もたれ感、早期飽満感、心窩部痛、心窩部灼熱感と複数存在する。また病態や症状の他に、年齢やH. pylori 感染の有無など症例ごとに背景も異なる。そこでFDに対して頻用される消化管運動機能改善剤であるモサプリドクエン酸塩製剤(ガスモチ...

第53回日本消化器病学会大会胃-機能3

FD症例における胃排出能・胃貯留能の特徴-薬剤負荷による検討を含めて-
河内 覚(東京警察病院・消化器科)
【目的】我々は以前より造影剤含有カプセル法を用いて胃運動機能評価を行ってきた。今回、同法を用いてFDにおける胃運動機能・薬剤反応性の特徴を把握することを目的とした。【方法】対象は、FD133例 (男50,女83例, 平均42歳, PDS104, EPS29例)(Rome3基準)、健常例 23例(男16,女7例,33歳)。早朝空腹時に造影剤含有カプセル15個を流動食Okunos 200ml(200k...

第53回日本消化器病学会大会胃-機能3

糖尿病・腎不全症例における胃排出能・胃貯留能の特徴
河内 覚(東京警察病院・消化器科)
【目的】近年機能性消化管障害などの機能性疾患において胃機能評価が重視されてきている。代謝性疾患である糖尿病・腎不全においてもその機能障害について言及されてはいるもののいまだ詳細は明らかにされていない。そこで今回当院で以前から施行してきている造影剤含有カプセル法を用いて前記2疾患の胃機能(排出能・貯留能)の特徴を明らかにすることを目的とした。【方法】対象は、糖尿病(DM)群:31例(男24、女7例)...

第53回日本消化器病学会大会胃-機能3

糖尿病における胃排出能の評価:胃排出シンチグラフィを用いて
小谷 晃平(大阪市立大大学院・核医学)
【目的】糖尿病患者は年々増加しており、本邦では2007年には890万人に達している。糖尿病では種々の合併症が問題となるが、しばしば消化管運動異常を呈することが知られている。今回我々は、糖尿病における胃排出能についてシンチグラフィを用いて検討した。
【方法】糖尿病を有さない29例(非糖尿病群)と、血糖コントロールのため入院加療を要した糖尿病患者32例(糖尿病群)を対象とした。全例に9...

第53回日本消化器病学会大会胃-機能3