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検索結果は4件です。
- 孤立性胃静脈瘤に対する内視鏡的硬化療法の有効性と安全性についての検討
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柏原 由美(飯塚病院 消化器内科)
【目的】孤立性胃静脈瘤に対する治療として,バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)が普及してきているが,胃腎シャントを有しない場合には不可能なこともある.当院では孤立性胃静脈瘤に対しCyanoacrylate(CA)および5% Ethanolamine oleate(EO)の併用による内視鏡的硬化療法を第一選択としている.今回孤立性胃静脈瘤に対する内視鏡的硬化療法の臨床的有用性につき検討を行っ...
第093回九州支部例会 >
- 肝硬変による脾機能亢進症に対する治療戦略 -部分的脾塞栓術における至適脾梗塞体積からの検討-
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林 洋光(熊本大学大学院 消化器外科学)
脾機能亢進症の治療法としては、脾臓摘出術や部分的脾塞栓術(PSE)が主に行われている。しかし、これらの手技をどのような症例で選択するかはコンセンサスが得られていない。当科では、肝硬変に伴う脾機能亢進症に対して、脾臓摘出術よりもPSEを積極的に行ってきた。脾機能亢進症に対してPSEを行った89例において(平均脾梗塞率76%)、血小板数は術前値4.7±1.4(×104/μL)から1ヶ月後13.0±6....
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- 門脈圧亢進症に対する腹腔鏡下脾臟摘出術を中心とした集学的治療
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赤星 朋比古(九州大学消化器・総合外科)
九州大学消化器・総合外科における門脈圧亢進症の治療は、1980年前半までは選択的シャント手術などの外科的治療が中心であったが、それ以後はEISやEVLなどの内視鏡的治療が中心となり、現在まで約2600例を超す内視鏡的治療症例を経験している。胃静脈瘤に対してはHassab手術により10年累積非出血率100%と非常に有効であることを報告してきたが、1994年以降は胃静脈瘤に対しては主にB-RTOを行な...
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- 胃静脈瘤出血に対する内視鏡的硬化療法の手技と成績
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江口 英利(大分大学 第一外科)
【はじめに】胃静脈瘤出血は食道静脈瘤に比べて出血量が多く、出血死あるいは肝不全を併発する危険性が高い。5% ethanolamine oleateを用いた胃静脈瘤出血に対する内視鏡的硬化療法(EIS)では無効例が多く限界があったが、シアノアクリレート系薬剤が導入され瞬時に止血可能となった。今回、われわれは胃静脈瘤出血例に対するHistoacrylを用いたEISの手技と成績について供覧する。【対象と...
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