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検索結果は4件です。

炎症性腸疾患に合併したストーマ周囲壊疽性膿皮症(PG)の検討
工藤 克昌(東北大学胃腸外科)
目的:炎症性腸疾患の腸管外合併症のひとつとして知られているPGは,急速に拡大する有痛性の潰瘍を形成する皮膚疾患で,ストーマ周囲に発症すると治療に難渋しストーマ管理の妨げとなる重要な疾患である.今回我々は,炎症性腸疾患に合併したストーマ周囲の疾患の背景,治療法,治療結果について検討を行った.対象:当科にて炎症性腸疾患の治療を行った症例で,2001年以降にストーマPGと診断し加療を行った14症例を対象...

第99回日本消化器病学会総会小腸 IBD 1

CT enterographyによるクローン病治療法の選択
竹内 健(東邦大学医療センター佐倉病院消化器内科)
【目的】クローン病(CD)の内科治療法の多様化に対し,その適応を明確に規定する基準は現在のところ存在しない.CT enterography(CTE)は腸管及び腸管外のCD病変を詳細に描出可能である.内科治療法の選択と外科治療の適応を規定するCTE画像的特徴を検討した.【方法】2012年4月~8月に当科を受診し同意の得られた30例(男性26例,女性4例)のCD患者を対象とした(平均27.1歳).病型...

第99回日本消化器病学会総会小腸 IBD 1

クローン病患者に対する小腸内視鏡を用いた経過観察の必要性
齊藤 景子(千葉大学消化器内科)
【目的】クローン病(CD)患者において初期病変の検出,小腸病変の活動性や病変範囲の把握,治療効果判定,外科手術回避のために小腸内視鏡検査が有用とされている.しかし,実際は患者に対する身体的な負担が大きく,敬遠されることも少なくない.今回,CD患者に対する小腸内視鏡を用いた経過観察の必要性について検討した.
【方法】CDの経過観察目的に2008年1月から2012年7月に当院で小腸内視鏡を2回以...

第99回日本消化器病学会総会小腸 IBD 1

クローン病狭窄病変に対する内科治療の限界と手術適応
蓮井 桂介(弘前大学消化器血液内科学講座)
【目的】クローン病(以下CD)において狭窄病変の取り扱いは診断,治療面において重要課題である.線維性狭窄と炎症性狭窄との鑑別も重要である.炎症性狭窄であれば内科治療に反応が得られるが,線維性狭窄は外科治療,内視鏡的拡張術の適応となる.MRI,PET-CTにおいても鑑別は容易ではなく,さらにこれらの変化は共存することも報告されている.【方法】症状を有する狭窄病変について同一条件で線維性狭窄を明らかに...

第99回日本消化器病学会総会小腸 IBD 1