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検索結果は4件です。

クローン病におけるインフリキシマブからアダリムマブへのスイッチ療法について
古賀 章浩(福岡大学筑紫病院消化器内科)
【背景・目的】クローン病(CD)の治療は,インフリキシマブ(IFX)の登場により寛解・導入に効果を上げているが,一定の割合で不耐および効果減弱が出現する.最近IFXで寛解維持の継続困難症例に対し,アダリムマブ(ADA)へスイッチが可能になったが,多数例での検討は少ないのが現状である.そのため当科におけるIFXからADAにスイッチを行った症例に関しての臨床的な特徴を明らかにすることを目的とした.【対...

第99回日本消化器病学会総会小腸 IBD 2

当院でアダリムマブを導入したクローン病患者の臨床経過についての検討
平山 裕(名古屋大学消化器内科学)
【目的】Infliximab(IFX)の登場により,クローン病(CD)の治療目標は粘膜治癒へと変化した.しかしながら抗IFX抗体の産生,infusion reaction(IR)等によりIFXによる治療継続困難例も増加している.2010年に本邦でヒト型抗TNF-α抗体であるAdalimumab(ADA)が認可された.ADAは利便性やヒト型抗体であることから効果が期待されているが,適切な使用法に関し...

第99回日本消化器病学会総会小腸 IBD 2

クローン病に対する10年以上のインフリキシマブ長期投与例の検討
長坂 光夫(藤田保健衛生大学消化管内科学)
クローン病(CD)に対する治療としてインフリキシマブ(IFX)が本邦で保険収載されて10年が経ち,CD患者のQOLは向上した.当科のCDに対する10年以上の長期IFX投与例を検討した.<方法>2002年CDに対してIFXを導入し2012年9月までに10年以上が経過した症例に関して臨床症状,臨床検査値,内視鏡的評価などの臨床所見を検討した.<結果>2002年にIFXを導入した症例は18例で現在も当院...

第99回日本消化器病学会総会小腸 IBD 2

FCGR3A遺伝子多型とInfliximabの治療効果の相関から考えるクローン病の基本病態
諸井 林太郎(東北大学消化器病態学分野)
背景・目的:クローン病(CD)および関節リウマチ(RA)において,Infliximab(IFX)の治療効果とFCGR3A-158V/F遺伝子多型との相関が報告されている.しかし,治療効果を増強するalleleは両疾患で逆転しており,相関を示すメカニズムも解明されていない.今回我々は,日本人CDにおけるIFX治療効果とFCGR3A-158遺伝子多型との相関を確認し,相関を示すメカニズムをin vit...

第99回日本消化器病学会総会小腸 IBD 2