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検索結果は4件です。
- 進行肝細胞癌に対するPEG-IFNα-2b/5FU併用療法の評価
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葛西 和博(岩手医科大学消化器肝臓内科)
[目的]肝細胞癌(HCC)の治療は治療ガイドラインに準じて行われているが,個々の治療の組み合わせは各々の施設によって異なっている.特に切除や肝移植ができない進行HCC例に対する化学療法については標準化されたものはない.我々は進行HCCに対してペグインターフェロン製剤(PEG-IFNα-2b)/5FU併用療法を施行してきており,良好な治療奏功率,累積生存率を得ている.今回,その治療成績について検討し...
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肝癌2
- 進行肝細胞癌術後補助化学療法における肝動注とソラフェニブの適応
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波多野 悦朗(京都大学肝胆膵・移植外科)
【背景】肝細胞癌(HCC)術後の再発予防を目的とした補助療法に確立されたものはない.腫瘍進行度や肝機能に応じて,再発のリスク,再発のパターン,再発臓器を予測し,個別化された再発予防法を確立する必要がある.【方法と結果】1.PET/CTを用いた再発パターン,再発時期の予測.術前PETを受け肝切除術が施行されたHCC 63例を対象に腫瘍と非腫瘍FDG集積の比(TNR)と術後初回再発形式(...
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肝癌2
- 肝細胞癌治療におけるFDG-PET/CTの役割・ミラノクライテリア逸脱予測
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平岡 淳(愛媛県立中央病院消化器内科)
【背景・目的】ミラノクライテリア基準(MC)内の肝癌(HCC)に対して肝移植は有効な治療であるがドナー不足の問題があり,手術(Hx)やラジオ波焼灼術(RFA)が広く行われている.しかし再発時にMCを逸脱して積極的治療適応から逸脱する症例も多い.早期のMC逸脱再発を予測する因子をレトロスペクティブに検討した.【対象・方法】2007年4月から2011年12月の間に,PET/CTを検査し得た根治術(Hx...
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肝癌2
- 脈管侵襲を伴う肝細胞癌に対する脳死肝移植後補助化学療法の効果と現状
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牧 瑛子(マイアミ大学移植外科)
【目的】肝移植は肝硬変を併発するミラノ基準内早期肝細胞癌に対しての治癒治療の一つである.移植後の早期癌再発は生存に関与し,中でも脈管侵襲は再発の危険因子とされている.一方で肝移植後の再発予防としての補助化学療法の有効性は確立されていない. 【方法】2002年3月から2010年12月までに術前画像上ミラノ基準の肝細胞癌275例に対し脳死全肝移植を施行した.摘出肝病理にて脈管侵襲陽性全80例に補...
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