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検索結果は4件です。

進行・再発胃癌に対する一次療法としてのS-1単剤,S-1+CDDP併用療法,S-1+docetaxel併用療法の比較
楠本 哲也(九州大学消化器・総合外科)
【背景と目的】進行・再発胃癌のHER2過剰発現の検査陽性率は15%前後と低く,依然として従来の標準治療レジメンであるS-1単剤またはS-1+CDDP(SP)併用療法の役割は大きい.一方,我々は,臨床病期IIIA,IIIB(IV)の進行胃癌に対する術前化学療法としてのS-1+docetaxel(SD)併用療法の多施設共同臨床第II相試験を実施し本レジメンの有用性を報告しており,その結果を踏まえてCD...

第99回日本消化器病学会総会胃癌 化学療法1

進行胃がんに対するセカンドラインとしてのS-1 based sequential therapy
森田 香織(兵庫県立西宮病院腫瘍内科)
【背景】進行胃がんを対象として第III相臨床試験(SPIRITS試験,GC0301/TOP-002試験,START試験)が行われた.SPIRITS試験においてCDDP+S-1併用療法は唯一OSの優越性を証明したが,他の試験では証明されなかったためわが国ではCDDP+S-1療法が標準治療とされている.しかしこれら3試験における二剤併用群のMSTは各々13.0,12.8,13.0カ月,1生率は各々46...

第99回日本消化器病学会総会胃癌 化学療法1

切除不能・再発胃癌に対するdocetaxel/cisplatin/S-1(DCS療法)とCS療法の治療成績:後方視的検討
中山 昇典(神奈川県立がんセンター消化器内科)
【目的】本邦において,Her2陽性の切除不能再発胃癌に対する標準治療は,trastuzumab/capecitabine/CDDP(XP)療法であり,Her2陰性の切除不能再発胃癌に対する標準治療はCS療法である.我々は北里大学と共同でDCS療法を開発し,奏効率(RR):81.3%,無増悪生存期間中央値(mPFS):8.7ヶ月,全生存期間中央値(MST):18.5ヶ月と有効性につき報告してきた(N...

第99回日本消化器病学会総会胃癌 化学療法1

胃癌根治術後再発時期に関する検討
毛利 靖彦(三重大学消化管・小児外科学)
【目的】胃癌根治術後の再発は,外科的技術の向上および補助化学療法の発達により改善は認められるものの未だ十分な結果ではない.胃癌の再発時期及び再発形式については十分に明らかにされておらず,それに関わる因子についても不明な点が多い.今回,我々は,当科にて根治手術を施行後,再発をきたした胃癌症例を対象に再発時期および再発形式を検討し,それに関わる因子について検討する.【方法】当科にて根治手術を施行し再発...

第99回日本消化器病学会総会胃癌 化学療法1