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検索結果は4件です。

未分化型早期胃癌のESDにおける非治癒切除因子の検討
村上 佳世(手稲渓仁会病院消化器病センター)
【背景】2010年10月に改訂された胃癌治療ガイドラインでは,2cm以下・UL(-)・脈管侵襲陰性のT1a未分化型癌へのESD適応拡大の可能性が示されている.【目的】ESDを施行した未分化型癌の治療成績,特に非治癒切除因子について検討する.【対象と方法】2004年5月から2012年6月までにESDを施行し,未分化型癌と病理診断した43例43病変(38~89歳,男女比26:17)を対象とした.未分化...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD 1

分化・未分化混在癌におけるESD適応拡大の妥当性
北川 善康(千葉県がんセンター消化器内科)
【背景・目的】現在,純粋な未分化型早期胃癌は,2cm以下,UL(-)の粘膜内癌であればESDの適応拡大になりうると考えられている.一方,分化・未分化混在型に関してはまだ十分なエビデンスはないが,純粋型よりリンパ節転移のリスクが高いといった報告もある.純粋型と混在型粘膜内癌の臨床病理学的特徴を比較し,混在型に対するESD適応拡大の妥当性について検討した.【対象・方法】2003年4月~2012年7月ま...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD 1

術後胃に発生した胃癌に対するESDの有用性
西村 純一(山口大学大学院消化器病態内科学)
【目的】胃部分切除後の残胃や食道癌術後の再建胃管などの術後胃にも胃癌は発生する.術後胃に発生した胃癌に対する内視鏡治療は,吻合や縫合,再建経路によって,安全性,確実性が低下する事が懸念される.そこで,術後胃に発生した胃癌に対するESDの有用性を検討するため,術後胃に発生した胃癌に対するESDと通常の胃癌に対するESDの切除成績を比較検討した.【方法】2006年4月から2012年3月までに当科および...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD 1

ESDにより胃全摘術が回避できた多発胃癌症例の検討
坂東 悦郎(静岡がんセンター胃外科)
(目的)内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)により胃全摘術が回避できた多発胃癌症例の外科手術後における成績を明らかにすることを目的とした.(対象)2002年10月から2012年9月までに当科で経験した胃癌症例中ESD施行後に外科手術を施行した症例は388例であり,その内L領域もしくはU領域の早期胃癌をESDにより治癒切除を行い,その後幽門側胃切除,幽門保存胃切除もしくは噴門側胃切除を施行し胃全摘術が回...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD 1