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検索結果は4件です。

高齢者の早期胃癌に対するESDの意義―長期予後の検討から
石井 英治(亀田総合病院消化器内科)
【背景】早期胃癌は無治療でも60%の5年生存率を有するといわれており*,高齢者の早期胃癌治療がはたして予後延長に寄与しているかははなはだ疑問である.【目的】高齢者における早期胃癌ESDの短期,長期成績を解析することにより高齢者に対するESDの意義を検討する.【対象】2003年5月から2012年9月までに胃ESDを施行された1087例中,ESD後5年以上経過した191症例209病変を対象とした.予後...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD 3

当院における高齢者胃ESD症例の特徴
鶴岡 ななえ(唐津赤十字病院内科)
【はじめに】早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(以下ESD)は普及し,高齢者において施行される割合も増加している.当院においても胃ESDを受ける患者の平均年齢は74歳であり,高齢者の割合が多い.今回,当院における高齢者胃ESD症例について特徴を明らかにし,若干の文献的考察を加え発表する.【対象】2007年12月から2012年6月までの期間,当院で胃ESDを施行した早期胃癌195症例(M:F 1...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD 3

高齢者早期胃癌に対するESDの現状と対策
竹中 龍太(津山中央病院消化器・内視鏡センター)
【目的】早期胃癌に対するESDは広く普及しており,高齢者でも低侵襲がゆえに積極的に施行されている.高齢者では耐術能が低下していることもあり,偶発症が発生した場合は重篤化することも危惧される.高齢早期胃癌患者に対するESDの特性を明らかにし,今後の対策について検討することを目的とした.【方法】2002年1月から2012年6月までに当院でESDの施行された早期胃癌771例のうち,75歳以上の347例を...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD 3

後期高齢者の胃ESD時プロポフォール鎮静に関する検討
吉竹 直人(獨協医科大学消化器内科)
【背景・目的】近年,内視鏡治療時のプロポフォール鎮静の有用性,安全性が報告されたが,後期高齢者における安全性は示されていない.そのため,当院で施行した後期高齢者の胃ESD時プロポフォール鎮静について検討した.【対象と方法】2011年4月から2012年7月までに当院で施行した胃ESD症例のうち,後期高齢者である75歳以上の40症例を対象とした.導入はプロポフォール0.5mg/kgとペンタゾシン15m...

第99回日本消化器病学会総会胃 ESD 3