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C型肝硬変を合併した血友病患者に対する内視鏡的食道胃静脈瘤治療
石津 洋二(名古屋大学消化器内科学)
<目的>血友病患者に対する観血的処置は予防的な凝固因子製剤の投与により対応可能である.しかし肝硬変にともなう食道胃静脈瘤に対する内視鏡治療の出血リスクについての報告は少ない.そこで今回我々は当院にて治療を行ったC型肝硬変合併血友病患者に対する内視鏡的食道胃静脈瘤治療について治療後の合併症について評価を行った.<対象>血友病A 5例,血友病B 2例(1例インヒビター陽性)に対し,計16回入院,延べ1...

第99回日本消化器病学会総会門脈圧亢進症

進行肝細胞癌症例の予防的静脈瘤治療は吐血死を予防できる
杉本 貴史(佐々木研究所附属杏雲堂病院消化器肝臓内科)
【目的】進行肝細胞癌症例では,食道・胃静脈瘤は易出血性・難治性であり,かつ予後不良である為,予防的静脈瘤治療の適応や有効性について未だコンセンサスは得られてない.当院での観察研究より,進行肝細胞癌症例の静脈瘤治療の意義について検討した.【方法】2010年4月から2012年3月までに当院で入院加療した進行肝細胞癌症例136例を対象とした.入院時に上部内視鏡検査を行い,2011年3月までは予防治療を行...

第99回日本消化器病学会総会門脈圧亢進症

直腸静脈瘤に対する内視鏡的硬化療法
佐藤 隆啓(札幌厚生病院消化器科)
(目的)門脈圧亢進症にみられる直腸静脈瘤は時に大出血をきたす危険性のある病態である.今回,直腸静脈瘤に対し,内視鏡的硬化療法(EIS)を施行した症例の患者背景,治療成績,問題点について検討した.(対象,方法)EISを施行した39例(男性16例,女性23例)を対象とした.下血がみられた症例,あるいは内視鏡所見でhigh riskと診断した症例が治療対象となった.基礎疾患はLC 20例,LC+HCC ...

第99回日本消化器病学会総会門脈圧亢進症

悪性腫瘍合併難治性腹水例に対する腹腔静脈シャント(PVshunt)の及ぼす影響についての検討
岡本 亮(京都保健会京都民医連中央病院外科)
【目的】難治性腹水は悪性腫瘍の終末期において腹部膨満からADL・食欲低下を来たし,また頻回の腹水処置が必要となり退院が困難となるなどQOLを低下させる原因の一つとなっている.今回難治性腹水合併悪性腫瘍症例に対するPVshuntの全身状態,QOLに対する影響や至適適応症例についての検討を行ったので報告する.【方法】対象は2005年1月から2012年3月までの当院および前任施設で施行したPVshunt...

第99回日本消化器病学会総会門脈圧亢進症