セッション

検索結果は4件です。

高齢者食道癌に対する胸腔鏡下食道切除術の治療成績
竹村 雅至(兵庫医科大学上部消化管外科)
【はじめに】低侵襲手術として本邦に導入された胸腔鏡下食道切除術は,その治療成績に関する報告が散見されるものの,高齢者食道癌に対する治療成績に関する報告は少なく,その治療成績は明らかではない.今回,70歳以上の症例を対象とし,胸腔鏡下食道切除術の治療成績について検討した.【対象と方法】2006年1月から2011年12月までに行った食道切除再建例のうち,70歳以上の症例に対して胸腔鏡下食道切除術を施行...

第99回日本消化器病学会総会食道 治療

食道癌個別化化学療法:新規抗癌剤効果予測マーカーの同定と臨床効果予測モデルの確立
麓 祥一(Karolinska Institutet・Department of Cell and Molecular Biology)
【目的】本研究では,数理モデルに基づく新規マイクロアレイデータ解析法(二値化)の応用により,新規抗癌剤効果予測マーカーを抽出,抽出遺伝子群を用いた予測性の高い臨床効果予測モデルを設定することにより,効率的な食道癌化学療法の確立を目指す.【方法】ヒト食道扁平上皮癌細胞株20株を用いた網羅的遺伝子発現解析及び二値化に基づく新規データ解析法と抗癌剤感受性試験により,新規抗癌剤効果予測マーカーを抽出する....

第99回日本消化器病学会総会食道 治療

ROS刺激下流の新規分子マーカー,apurinic/apyrimidinic endonuclease-1(APE-1)を用いた食道癌進展および化学療法感受性の解析
名児耶 浩幸(日本医科大学付属病院消化器内科)
(目的・背景)食道癌発生と進展にはROS刺激が重要な役割を果たしていることは報告されて来たが,食道癌組織におけるROS刺激の下流の分子マーカーに関しては詳細な報告は少ない.以前より我々はROS刺激下流の分子マーカーであるapurinic/apyrimidinic endonuclease-1(APE-1)が食道癌に高率に発現していることを報告して来た.APE-1が食道癌進展と化学療法感受性を反映す...

第99回日本消化器病学会総会食道 治療

胃全摘pouch Roux-enY再建術のQOL評価と術後内視鏡像
相田 貞継(昭和大学豊洲病院外科)
【目的】胃全摘術後のQOL向上に関し,各施設で様々な努力が続けられている.当科では1997年以降,pouch Roux-enY(以下pouch RY)を胃全摘術後の標準再建法として採用している.今回,術後外来にて施行したアンケートによるQOL調査と術後内視鏡所見とを検討し報告する.【方法】1997年以降のpouch RY再建119例(平均年齢66.5才,男女比85/34,fstageIa 24例,...

第99回日本消化器病学会総会食道 治療