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検索結果は4件です。
- まれな形態を示し内視鏡的に切除可能であった肺癌胃転移の1例
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戸川 保(国立福井病院・外科)
【症例】77歳,男性【主訴】貧血【既往歴】平成18年,早期胆嚢癌のため胆嚢摘出術.平成21年,左肺癌(扁平上皮癌)のため肺切除術.平成22年,右肺癌(低分化腺癌)のため肺切除術【現病歴】肺癌術後で当院呼吸器外科に通院中であった.平成22年5月,進行する貧血のため輸血を要する状態となり,精査目的に上部消化管内視鏡検査を施行した.胃体上部大弯に白苔,びらんを伴う3cm大の有茎性ポリープ状の病変を2個認...
第55回日本消化器病学会大会 >
胃-腫瘍2
- ESD2年半後に局所再発および多発肝転移をきたした胃大細胞神経内分泌癌の1剖検例
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柴田 喜明(多摩北部医療センター・消化器内科)
症例は80歳男性.2009年に噴門部後壁の10mm大IIc早期胃癌に対してESDを行った.病理組織検査結果は中分化型腺癌で,一部に粘液癌の混在を認めた.深達度SM1であったが,切除断端は水平,垂直方向ともに陰性であり,脈管侵襲は認めなかった.以後半年ごとに上部消化管内視鏡検査を行い経過をみていたが,術後24か月まで再発所見はみられなかった. 術後30か月後,ESD後の瘢痕部上に5cm大の2型...
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胃-腫瘍2
- 胃底腺ポリポーシスを背景に発生した胃腺腫の1例
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木下 和郎(住友病院・消化器内科, 大手前病院・消化器内科)
症例は44歳女性.近医で多発する胃底腺ポリープ(FGP)のフォロー中であった.2012年9月上部消化管内視鏡検査で胃体下部大弯前壁に周囲のFGPと異なる形態を呈した有茎性ポリープを認め生検でGroup2であり内視鏡治療目的で当院紹介された.遺伝性ポリポーシスを疑わせる身体所見は見られず,家族歴で大腸癌や大腸ポリポーシスはなく,近医での大腸内視鏡ではsporadic polypのみであった.H2bl...
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胃-腫瘍2
- 造影CT-gastrographyが診断に有用であった異常血管による胃粘膜下腫瘍の1例
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松浦 秀司(国立九州医療センター・放射線科, 国立九州医療センター・臨床研究センター)
MDCTの普及に伴いCT-colonographyは次第に普及しつつあるが胃3DCT(CT-gastrography)の報告はいまだ少数である.当施設では胃病変の精密検査にCT-gastrographyを積極的に施行しているが,今回粘膜下腫瘍の形態を呈した胃異常血管の診断に同検査が有用であったので報告する.症例は70代男性,体重減少に対する消化管検査目的で近医より当院紹介受診,上部消化管内視鏡で胃...
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