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検索結果は4件です。

縦隔・肺門近傍の末梢型肺癌に対するEUS-FNA
馬淵 正敏(岐阜大・1内科)
肺癌診断のための病理検体採取は,現在,気管支鏡下の生検・擦過細胞診・洗浄細胞診によって行われている.しかし,その感度は69-88%と報告されており,特に内側(縦隔・肺門近傍)の末梢型肺癌においては気管支鏡でのアプローチが手技的に難しくなるため,その感度は下がるとされている.EUS-FNAは,食道を介して前縦隔を除く広い範囲の縦隔内にアプローチ可能なことから,以前より肺癌の術前リンパ節転移診断(病期...

第55回日本消化器病学会大会食道-その他

胸腔鏡下食道切除術におけるNo.106recL郭清
鈴木 裕(国際医療福祉大病院・外科)
【目的】当院では腹臥位での胸腔鏡操作を行っている.開胸手術や側臥位胸腔鏡手術に比し視野の改善は得られるもののNo.106recL郭清は依然として難しい.我々の手技を供覧する.【方法】12mmポートを中腋窩線上第3肋間,後窩線上第5肋間と第7肋間,肩甲骨下角下第9肋間(カメラポート)の4か所に設置し6~8mmHgの気胸を併用.No.106recL郭清の術野確保のためNo.106 rec R郭清終了直...

第55回日本消化器病学会大会食道-その他

食道粘膜下腫瘍に対する胸腔鏡手術に内視鏡を併用した低侵襲性ハイブリッド手術
大幸 宏幸(国立がん研究センター東病院・食道外科)
食道粘膜下腫瘍に対する臨床学的検査として,内視鏡による形態学的診断と超音波内視鏡,CT,MRI,PET-CTの画像診断に加え内視鏡下生検や吸引細胞診で細胞・組織学的検査を行うが質的診断が困難な場合が多い.当院ではGastrointestinal stromal tumors(GISTs)が疑われた場合には積極的に切除の対象としている.手術方法は,胸腔鏡アプローチに内視鏡を併用した低侵襲性ハイブリッ...

第55回日本消化器病学会大会食道-その他

細径内視鏡を用いたバルーンカテーテル法による嚥下機能改善の試み
沖山 葉子(丸子中央総合病院・内科)
当院では2007年より細径内視鏡を用いた嚥下機能評価に取り組み,のべ149例についてその有用性について検討してきた.今回細径内視鏡を用いた嚥下機能改善を図る治療を試み一定の効果を得られたので,その方法や臨床効果について考察する.症例は79歳男性.平成20年10月弓部大動脈瘤に対する人工血管置換術をうけた際,術後左反回神経麻痺が出現.リハビリテーションをおこなうも平成21年2月から嚥下障害が増悪し嚥...

第55回日本消化器病学会大会食道-その他