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検索結果は4件です。

潰瘍性大腸炎に対する回腸嚢肛門(管)吻合術後の妊娠・出産例の臨床経過
小菅 経子(横浜市立市民病院・外科)
目的:潰瘍性大腸炎(以下UC)の女性患者に対する治療は妊娠適齢期に一致することが多く,手術を含めた種々の治療妊娠・出産に与える影響の検討は重要である.今回,大腸全摘,回腸嚢肛門管吻合または回腸嚢肛門吻合術後の妊娠,出産例について妊娠,出産経過と排便機能の変化を検討した.対象:当院で大腸全摘,回腸嚢肛門管吻合術(以下IACA)または回腸嚢肛門吻合術(以下IAA)を施行したUC症例のうち,術後に妊娠,...

第55回日本消化器病学会大会大腸-炎症性疾患

高齢者潰瘍性大腸炎に対する大腸全摘・回腸嚢肛門吻合術の機能的予後
藤川 裕之(三重大大学院・消化管・小児外科学)
【背景】大腸全摘・回腸嚢肛門吻合(IAA)は潰瘍性大腸炎に対する根治的な治療で,術後のQOLも高いと報告されている.しかしながら,少なからず排便機能低下が認められることから,特に高齢者ではその再建方法については一定の見解は得られていない.【目的】高齢者潰瘍性大腸炎患者における術後排便機能を明らかにし,術式の妥当性を評価することを目的とした.【方法】2003年1月から2011年12月までに当教室でI...

第55回日本消化器病学会大会大腸-炎症性疾患

タクロリムスとインフリキシマブによる潰瘍性大腸炎治療は外科手術例の術後合併症の増加をもたらすか?
高橋 賢一(東北労災病院・大腸肛門病センター)
【背景】2009年7月にタクロリムス(TAC)が,2010年6月にインフリキシマブ(IFX)が潰瘍性大腸炎(UC)治療に適応承認された.これらの薬剤は病勢コントロールに高い有効性を示す一方で免疫機能を抑え,術後合併症,特に感染性合併症に何らかの影響を与える可能性がある.【対象と方法】2007年から2012年までに大腸全摘術を行った大腸癌合併例を除くUC症例を対象とした.TACとIFXの承認時期にあ...

第55回日本消化器病学会大会大腸-炎症性疾患

当科でのIBD手術症例の検討 -とくに癌合併症例について-
衣笠 哲史(久留米大・外科)
(背景)潰瘍性大腸炎(以下UC)やクローン病(以下CD)を含む炎症性腸疾患患者数は年々増加している.多くは内科的な治療の進歩で緩解導入できるようになったが,癌やdysplasiaを合併した症例は外科的治療法が必要となる.UCにおける累積癌化率は10年で2%,20年で8%,30年で18%と報告されており,CDでも罹病期間が長いほど癌化のリスクは高くなると報告されている.(対象と方法)IBDと診断され...

第55回日本消化器病学会大会大腸-炎症性疾患