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検索結果は5件です。
- 妊娠中にイレウス症状を呈し発見されたLynch症候群の一例
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渡邉 佑介(姫路赤十字病院・外科)
症例は38歳女性.妊娠31週で腹痛,嘔吐が出現.近医受診し腹部レントゲンにてniveauを認めたため,胃管チューブを留置し保存的に加療されていた.しかしWBCが低下し敗血症性ショックとなったため,当院に母体搬送された.外科,産婦人科での検討の結果,帝王切開後に母体治療をすることが母子双方にとって安全と判断し,緊急にて帝王切開術を施行した.開腹時に腹腔内を確認したところ,横行結腸に奨膜外浸潤をきたす...
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大腸-症例 6
- S状結腸癌による小腸結腸瘻の4例
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宮原 誠(綜合病院社会保険徳山中央病院・外科)
結腸癌による消化管内瘻は比較的稀な合併症であり,なかでも小腸との瘻孔形成は非常に稀である.今回われわれは,小腸との間に内瘻を形成したS状結腸癌の4例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.【症例1】62歳男性.下痢を主訴に当院受診.大腸内視鏡検査で,S状結腸に3型腫瘍を認め,注腸造影で腫瘍部から小腸への造影剤の漏出を認めた.胸腹CTで肝・肺転移を認めた.S状結腸切除,小腸部分切除術を施行....
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大腸-症例 6
- 演題取り消し
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大腸-症例 6
- リンパ節転移を契機に発見された虫垂癌の一例
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森 禎三郎(川崎市立井田病院・外科)
虫垂癌は消化管悪性腫瘍の中でも比較的稀な疾患で,術前診断が困難,正診率が低いことで知られている.組織学的に固有筋層が薄く,癌細胞が漿膜まで容易に浸潤すること,リンパ組織に富んでいることから早期にリンパ節転移を来たしやすいため,発見時すでに進行していることが多い.今回我々はリンパ節転移を契機に発見され,根治術を施行するに至った虫垂癌の一例を経験したので報告する.症例は70代男性.近医で施行された血液...
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大腸-症例 6
- 上行結腸癌に腸間膜Castleman病を合併した1例
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増渕 麻里子(東海中央病院・外科)
症例は40歳,男性.検診で便潜血陽性を指摘されCFを施行,上行結腸癌と診断され紹介となった.腹部CTにて上行結腸に一部壁肥厚を認めたほか,回結腸動脈根部に造影効果のある直径4cmのリンパ節を認めた.しかし癌近傍には腫大したリンパ節は指摘できなかった.血液検査所見ではWBC 5670/μl,RBC 468万/μl,CRP 0.11mg/dl,CEA 3.99ng/ml,CA19-9 8.3U/mlと...
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大腸-症例 6
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