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検索結果は5件です。

AFPとPIVKA-IIの積=AP値の肝細胞癌切除例における術前予後・再発予測因子としての意義
神山 俊哉(北海道大大学院・消化器外科学分野I)
【目的】組織学的門脈侵襲,分化度は肝細胞癌切除例の予後,再発に関係する不良因子だが,切除後の組織学的検査で診断され,術前に正確に知ることは不可能である.AFP値,PIVKA-II値とAFP値とPIVKA-II値の積(AP値)を術前に知り得る予後・再発予測因子としてその意義を検討した.【方法】1998年1月から2006年12月まで当科で切除された肝細胞癌360例を対象とした.術前に知り得る性別,年齢...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-手術治療 1

演題取り消し
 
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第55回日本消化器病学会大会肝臓-手術治療 1

3cm,3個以下の肝細胞癌に対する肝切除,生体肝移植の治療成績
福島 健司(神戸大・肝胆膵外科)
【目的】3cm,3個以下の肝細胞癌(HCC)に対する肝切除ならびに生体肝移植の手術成績について検討し,その適応と今後の課題について考察する.【方法】2005年1月から2010年12月までに当科において3cm,3個以下のHCC症例に対して施行した初回治癒肝切除64例,生体肝移植13例を対象とし,疾患特異的生存率,再発率,全生存率,死因について検討した.観察期間中央値は50ヵ月であった.【結果】平均年...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-手術治療 1

EOB-MRIの導入前後における乏血性早期肝細胞癌の診断能と進行型肝細胞癌切除時に実施した乏血性早期肝細胞癌の同時治療の術後成績にあたえる影響の検討
松田 政徳(山梨大・1外科)
【はじめに】進行型肝細胞癌(pHCC)に対する術前検査で発見された乏血性早期HCC(eHCC)の肝切除時同時治療が術後成績に与える影響は明らかでない.今回,EOB-MRIの導入前後で,eHCCの診断能とeHCCをpHCC切除時に同時治療した後の生存率を比較検討した.【対象と方法】2008年のEOB-MRI導入後3年間のHCC治癒切除症例77例(施行例)と,それ以前の3年間の治癒切除例70例(非施行...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-手術治療 1

肝細胞癌切除症例における重複癌の検討
稲田 健太郎(都立墨東病院・外科)
【緒言】肝癌の重複癌症例は,従来5-10%の頻度で予後不良な傾向が報告されていた.近年高齢化社会に伴い,がん診療において重複癌症例の治療をする機会が増えている.また,診断技術の向上により,重複癌でも根治術が可能で長期生存が見込める症例も少なくない.今回我々は,肝細胞癌手術症例における重複癌の現状と成績を検討した.【方法】2001年3月から2012年6月まで当院で経験した肝細胞癌136例中,他臓器重...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-手術治療 1