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検索結果は4件です。

肝骨肉腫の一例
松原 秀雄(八千代病院・外科)
「症例」67歳男性.心房細動で循環器内科通院中,腹部CTで肝S6に腫瘍を認めた.B型,C型肝炎などの感染症は無く,腫瘍マーカーはPIVKA2の上昇を認めたが,AFP,CEAは正常であった.造影CTで肝S6からS7に及ぶ造影効果を伴う6cm大の分葉状腫瘤を認め,内部に絵師を認めた.門脈右枝は腫瘍栓で閉塞しており,近傍にAPshuntを認めた.以上の所見より胆管細胞癌あるいは肝細胞癌の混合型と診断した...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-症例 4

S状結腸癌術後の肝転移巣に対して,腹腔鏡補助下肝部分切除術及び完全腹腔鏡下肝外側区域切除術を施行した1例
三輪 武史(富山大・2外科)
【目的】腹腔鏡下肝切除術には,肝の授動を腹腔鏡下に行い,開腹下で肝切除を行う腹腔鏡補助下手術(LA)と,肝切除まで腹腔鏡下で完遂する完全腹腔鏡下手術(TL)がある.どちらも低侵襲手術とされており,両術式の選択は施設,及び腫瘍の部位によって異なっている.今回われわれは,同一症例で転移性肝癌に対してLAとTLを施行した1例を経験したので,両術式を比較し報告する.【症例】患者は68歳,女性.2010年7...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-症例 4

胸腺腫術後3年目に多発肝転移をきたし切除しえた1例
中野 亮介(尾道総合病院・消化器外科)
〈はじめに〉胸腺腫術後3年目に多発肝転移をきたし切除しえた1例を経験した.〈症例〉患者は56歳, 女性. 3年前に浸潤性胸腺腫の診断で手術を施行した.腫瘍は左肺に浸潤を認め, 胸腺全摘+左肺部分切除を施行した.病理検査にてWHO分類 TypeB1, 正岡の病期 StageIIIと診断した.当科外来にて経過観察していた.術後3年目, CT検査で肝S1に20mm大の腫瘤を認めた.MRI検査では, 肝S...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-症例 4

経腟的標本摘出法による完全腹腔鏡下手術を施行した大腸癌肝転移の1例
白石 卓也(前橋赤十字病院・消化器病センター)
【はじめに】完全腹腔鏡下手術とは,腹腔鏡用ポートからすべての手術操作を行う手術法であるが,切除肝摘出のために小開腹が必要であった.現在,腹腔鏡下手術はさらなる低侵襲性を求める風潮となっている.そのひとつとして,Natural Orifice Specimen Extraction(以下,NOSE)が挙げられる.NOSEの手法として,経肛門的標本摘出および経腟的標本摘出(以下,TVSE)が挙げられる...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-症例 4