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検索結果は4件です。

肝硬変患者における分岐鎖アミノ酸製剤(BCAA製剤)投与とAFP値の関係
後藤 亨(大森赤十字病院・消化器内科)
【目的】肝硬変患者においてにBCAA製剤(商品名リーバクト)は肝細胞癌(HCC)発生抑制効果があるとの報告が散見される.一方,肝硬変患者においてAFP値は発癌の指標になると言われており, 6ng/ml以下に抑えると発癌抑制につながると言われている.そこで当科にてリーバクトを開始した肝硬変患者において服用前後のAFP値を発癌リスクの指標として測定し,HCC発生抑制の可能性について検討した.【方法】対...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-発癌4

分枝鎖アミノ酸製剤投与がラジオ波焼灼療法(RFA)後の肝機能に与える影響
吉田 英雄(日本赤十字社医療センター・消化器内科)
【目的】分枝鎖アミノ酸(BCAA)製剤投与がラジオ波焼灼療法(RFA)後の肝機能に与える影響を検証する.【方法】2008年から2011年までにHCV陽性肝疾患を背景とする肝細胞癌に対して経皮的にRFAを行った患者を対象とした.分枝鎖アミノ酸製剤投与の有無で治療後短期・中期の肝機能に与える影響を比較した.肝機能の指標としてアルブミン(ALB),総ビリルビン(TBil),プロトロンビン時間(PT%)を...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-発癌4

C型肝炎ウイルスは肝細胞癌の抗癌剤抵抗性を増強する
名和 誉敏(大阪大大学院・消化器内科学)
【目的】C型肝炎ウイルス(HCV)は,慢性肝炎,肝硬変から肝細胞癌(HCC)を引き起こす.HCC組織中には少数ながらHCV感染細胞が存在する.HCVレプリコン細胞において肝癌のstemnessが亢進するという報告があり,HCVの存在がHCCの進展や治療抵抗性にも関与する可能性がある.本研究では,HCVによるHCCの抗癌剤抵抗性への影響について検討を行った.【方法】Huh 7.5細胞にHCV-RNA...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-発癌4

C型肝炎合併肝細胞癌に対するラジオ波焼灼術後のインターフェロン治療は予後に寄与する独立因子である
玉井 秀幸(和歌山県立医大・2内科)
【目的】C型肝炎合併肝細胞癌に対するラジオ波焼灼術(RFA)後のインターフェロン(IFN)治療が予後に寄与する独立因子であるか明らかにする.【方法】2001年4月より2011年11月の間,当科でRFAを施行したC型肝炎合併初発肝細胞癌369例を対象とした.平均年齢70±8歳,男性208例,女性161例,Child A 242例,B 121例,C 6例.平均腫瘍径25.0±11.9mm(10-83m...

第55回日本消化器病学会大会原発性肝癌-発癌4