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神経疾患に伴う胃運動機能障害
杵川 文彦(さぬき市民病院 内科)
【目的】神経疾患においては自律神経障害に基づく消化管機能障害を合併すると考えられるが、それらを定量的に評価した報告は少ない。今回我々は、種々の神経疾患患者を対象として、胃電図を記録し、胃運動機能障害を定量的に評価するとともに、治療による変化についても解析したので報告する。【対象】i)急性炎症性ニューロパチー12例、ii)神経変性疾患8例、iii)脊髄疾患12例、iv)重症筋無力症6例、v)髄膜炎1...

第100回四国支部例会

家族性大腸腺腫症(FAP)における十二指腸併存病変の検討
谷内田 達夫(香川大学 医学部 消化器・神経内科, 国立がん研究センター中央病院 内視鏡科)
[背景・目的]十二指腸癌は、大腸癌以外のFAPの主要な死因であるとされており、FAPにおける十二指腸病変の現況とともに適切なサーベイランスについて検証した。[方法]1997年以降、上部消化管内視鏡検査(EGD)が施行されたFAP80例を対象に、患者背景、十二指腸病変の内視鏡診断、治療法、長期経過を検討した。[結果]患者背景は、男性:女性=52:28、密生型:非密生型=11:69、大腸全摘術施行85...

第100回四国支部例会

成人GH分泌不全症に合併する非アルコール性脂肪性肝疾患の特徴
多田 藤政(愛媛大学大学院消化器・内分泌・代謝内科学)
【目的】GH分泌不全症では,内臓脂肪蓄積,脂質異常症,糖尿病,脂肪肝などの代謝異常をきたす.今回,当院で経験したGH分泌不全症における非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の頻度およびその特徴について検討した.【方法】1998年から2013年までの15年間に当科で経験した成人GH分泌不全症10例を解析対象とした.患者背景では診断時年齢は22歳から61歳,男女比は3:7.小児期発症6例,成人発症4...

第100回四国支部例会

肝硬変患者における胃運動機能異常―胃電図による検討―
小林 三善(KKR高松病院 消化器内科)
【目的】肝硬変患者において肝癌の経皮的局所治療前後で胃電図(EGG)を記録し,胃運動機能の変化を定量的に評価した.【方法】対象は肝癌患者44例(69.7±8.0歳)男性27例,女性17例.Child-Pugh A/B=33/11) 肝癌の経皮的局所治療前と3日後にEGGを記録し,治療前後での成績を比較した.胃電計はニプロ社製EGを用いた.電極を定法にしたがって貼付してEGGを記録し,空腹期 30分...

第100回四国支部例会