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プレドニゾロンとオロパタジン塩酸塩の併用投与により外来治療が可能であった小腸アニサキス症の1例
豊田 英樹(ハッピー胃腸クリニック)
小腸アニサキス症はその重症例では緊急手術が必要なこともあるため,保存的治療の報告例の多くは入院治療を受けている.今回,プレドニゾロンとオロパタジン塩酸塩の併用投与により無理なく外来治療が可能であった小腸アニサキス症と考えられた1例を経験したため報告する.【症例】43歳,女性.夕食にしめ鯖を食べた夜に心窩部痛があったが翌朝には症状は軽快していた.摂食翌日,一緒にしめ鯖を食べた患者の兄が胃アニサキス症...

第100回日本消化器病学会総会小腸 症例

当院の維持透析患者を対象とした小腸カプセル内視鏡検査の検討
金城 徹(琉球大学医学部附属病院光学医療診療部)
【目的】慢性腎不全に対し維持透析が行われている患者の中には持続し,時には進行する貧血のために上下部消化管内視鏡検査が行われるが,結局原因が特定できず(OGIB)に,小腸カプセル内視鏡(VCE)を依頼されることも少なからず経験する.今回われわれは,OGIBでVCEの対象となった透析群と非透析群の小腸病変について比較検討した.【対象と方法】2008年5月から2013年9月までに当院にてOGIBの診断で...

第100回日本消化器病学会総会小腸 症例

当院で経験したfree airを伴う腸管嚢腫様気腫症3症例の検討
佐々木 一之(東大阪市立総合病院消化器内科)
【症例1】71歳男性.既往は前立腺癌.嚥下困難を主訴に当院耳鼻科を受診後,同科から紹介.上部消化管内視鏡検査を施行し早期胃癌が判明.全身精査目的で胸腹部造影CTを施行し腸管気腫およびfree airを認めた.絶食・輸液・抗生剤にて加療を行い,CTで経過観察を行ったところfree airの消失を認めたため食事開始,問題なく経過したため第11病日退院となる.退院後,外来通院にて経過観察していたが,外来...

第100回日本消化器病学会総会小腸 症例

ダブルバルーン内視鏡が有用であった小腸憩室11症例の検討
江原 彰仁(日本医科大学消化器内科学)
【背景】従来,小腸憩室は内視鏡診断が困難とされていたが,バルーン内視鏡やカプセル内視鏡(CE)の登場で内視鏡診断や治療が可能となった.今回我々はダブルバルーン内視鏡(DBE)で指摘した小腸憩室11症例について報告する.【結果】小腸憩室11例のうち,回盲弁の口側40cmから120cmに位置した9例は解剖学的位置からメッケル憩室と診断し,上部空腸1例と終末回腸1例の計2例は後天性憩室と診断した.メッケ...

第100回日本消化器病学会総会小腸 症例

上野 義智(市立宇和島病院消化器内科)
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第100回日本消化器病学会総会小腸 症例