セッション |
検索結果は4件です。
- 食道癌化学放射線療法後遺残再発に対するサルベージ光線力学療法
-
矢野 友規(国立がん研究センター東病院消化管内視鏡科)
【背景】食道癌に対する化学放射線療法(CRT)の局所遺残再発に対しては,外科手術が行われるが,致死的な合併症の頻度が高い.我々は,安全で効果的なサルベージ治療の開発を目指し光線力学療法(PDT)を導入した.【目的】サルベージPDTの長期成績と予後因子を明らかにすること【方法】当院にて1998年1月から2008年12月までに根治的CRT(50Gy以上)が施行された食道癌症例のうちPDTが施行された局...
第100回日本消化器病学会総会 >
食道癌,内科的治療
- 病変部位別にみた食道ESD術後狭窄についての検討
-
竹村 健一(石川県立中央病院消化器内科)
【目的】食道ESDは標準治療として広く普及したが,偶発症としての術後狭窄が課題である.自覚症状の乏しい表在型食道癌であるが,術後狭窄により治療後のQOLが損なわれるケースもしばしば経験する.剥離面の周在が大きくなるにつれ術後狭窄のリスクが高くなり,その予防におけるステロイドの有用性は一定のコンセンサスが得られているが,術後狭窄におけるその他のリスク因子については報告が少ない.食道には生理的狭窄部や...
第100回日本消化器病学会総会 >
食道癌,内科的治療
- プラチナ系薬剤抵抗性の切除不能・再発食道癌に対するドセタキセルとbest supportive careの後方視的比較検討
-
森脇 俊和(筑波大学消化器内科)
【目的】プラチナ系薬剤抵抗性の切除不能・再発食道癌に対するドセタキセルの延命効果ついて評価すること【方法】ドセタキセルによる治療が行われた症例と同時期にbest supportive care(BSC)のみ行われた症例を後方視的に調査した.主な選択基準はPS 2以下,主要臓器障害なし,タキサン系薬剤の未治療例などとした.主要評価項目はプラチナ系薬剤が無効と判断した日からの生存期間(postprog...
第100回日本消化器病学会総会 >
食道癌,内科的治療
- 食道表在癌における遺伝因子,環境因子の検討
-
卜部 祐司(広島大学病院内視鏡診療科)
[背景]食道扁平上皮癌の発症要因は遺伝要因としてADH1BとALDH2,環境要因として飲酒,喫煙が指摘されている.また近年,single nucleotide polymorphism(SNP)を用いた全ゲノム網羅的な研究にてALDH2(rs671),ADH1B(rs1229984)上のSNPと日本人の食道扁平上皮癌の発症の強い関連が報告されている.しかし,表在癌とこれらSNPとの関連を検討した報...
第100回日本消化器病学会総会 >
食道癌,内科的治療
|