セッション

検索結果は4件です。

乏血性肝細胞癌の治療方針
中島 洋介(日本大学消化器外科学)
【目的】近年画像診断の進歩とスクリーニングの普及により早期の肝細胞癌が診断されるようになった.しかし動脈相において造影されない乏血性肝癌の治療方針については一定の見解が得られていない.今回,当科で切除した乏血性腫瘤の臨床・病理学的検討を行った.【方法】術前CTにて乏血性肝細胞癌と診断され手術を施行した52名から切除された58結節を対象とし,その内49結節についてはEOB-MRI,血管造影を施行した...

第100回日本消化器病学会総会HCC画像

Gd-EOB-DTPA造影MRI肝細胞相を用いた肝細胞癌再発形式の検討
三好 謙一(鳥取大学医学部機能病態内科学)
【目的】再発肝細胞癌(HCC)が多発であることは治療方針決定の重要な因子である.しかし,肝内転移による多発と多中心性発癌による多発では臨床的意義が異なり,治療方針も異なる.近年EOB-MRI肝細胞相により乏血性HCCが検出可能となり,乏血性HCCから多血化への過程を知ることが可能となった.今回我々は当院で治療した多血性HCCの発生過程をretrospectiveに検証した.
【方法】2010...

第100回日本消化器病学会総会HCC画像

門脈血流を有するGd-EOB-DPTA造影MRI(EOB-MRI)肝細胞相で低信号の結節の意義
後藤 亨(大森赤十字病院消化器内科)
【目的】慢性肝疾患においてEOB-MRIの肝細胞相で低信号を呈し,門脈血流が低下している乏血性結節は,異型結節から早期肝細胞癌の可能性が高いとされており臨床的に重要である.しかし門脈血流が低下していない結節についての意義は不明である.今回同結節の経過を観察しその意義に検討した.【方法】平成23年6月から24年12月までEOB-MRI肝細胞相で低信号を呈した結節のうち,門脈血流の低下を認めなかった1...

第100回日本消化器病学会総会HCC画像

EOB-MRI肝細胞相で低信号を呈する乏血性病変の多血化,他部位新規多血化病変に関する検討
中馬 誠(北海道大学消化器内科)
【背景と目的】EOB-MRI肝細胞相の乏血性病変の多血化は,治療介入時期として重要であると同時に,肝細胞癌(HCC)は高頻度に肝内再発を来すことから,他部位に出現する新規多血化病変に関してもサーベイランスが必要である.今回,HCC根治後に認めた乏血性病変の多血化と,他部位で出現する新規多血化病変に関する検討を行った.【対象と方法】2008年から2012年までにHCCで加療された833例のうち,HC...

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