セッション

検索結果は5件です。

内視鏡検査・処置・治療時の抗血栓薬使用ガイドライン━神経内科医の立場から━
内山 真一郎(東京女子医大・神経内科)
脳卒中予防のため抗血栓薬を投与している患者では、内視鏡検査・処置・治療時の抗血栓薬継続投与による消化管出血のリスクと、抗血栓薬投与中止による脳卒中の発症リスクを勘案して継続するか中止するかを決定する必要がある。抗血栓薬による消化管出血のリスクは内視鏡手技の侵襲度、すなわちhemostatic challengeのマグニチュードに依存するので、検査・生検・治療により個別に考慮する必要がある。一方、脳...

第53回日本消化器病学会大会内視鏡検査および処置・治療時における抗血小板薬、抗凝固薬使用ガイドラインの作成を目指して≪アンサーパッド≫

循環器と消化器の関連
小川 久雄(熊本大大学院・循環器病態学)
人口の高齢化、食生活習慣の欧米化、さらに社会におけるストレスの増大により循環器疾患、特に冠動脈疾患は増加の一途にある。その治療において抗血小板薬は重要性を増してきている。抗血小板薬による心筋梗塞再発の抑制、冠動脈インターベンション、中でもステント治療における抗血小板薬の2剤併用のエビデンスは確立している。さらに循環器疾患治療中における消化管出血は予後を悪化させる事も明らかになってきた。また抗血小板...

第53回日本消化器病学会大会内視鏡検査および処置・治療時における抗血小板薬、抗凝固薬使用ガイドラインの作成を目指して≪アンサーパッド≫

通常消化管内視鏡検査および粘膜生検における抗血小板薬、抗凝固薬の対応
加藤 元嗣(北海道大病院・光学医療診療部)
抗血栓薬使用者に対する消化管内視鏡検査・治療では、抗血栓薬による出血リスクと休薬による血栓リスクの両方に配慮する必要がある。内視鏡の手技によって出血リスクが異なるのと同様に、患者の病態によって血栓リスクが異なるため、内視鏡医と抗血栓薬の処方医とで個々の患者における最良の方法を選択することが重要である。現在検討中の「抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン」について報告する。通常消化管内視...

第53回日本消化器病学会大会内視鏡検査および処置・治療時における抗血小板薬、抗凝固薬使用ガイドラインの作成を目指して≪アンサーパッド≫

抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン:出血高危険度手技を中心に
藤城 光弘(東京大附属病院・光学医療診療部)
本ガイドラインでは消化管内視鏡手技を、通常消化管内視鏡検査、消化管内視鏡検査下生検、出血低危険度手技、出血高危険度手技に分類した。本発表では、出血高危険手技に分類される手技を行う際に推奨される抗血栓薬の使用方法について報告を行う。...

第53回日本消化器病学会大会内視鏡検査および処置・治療時における抗血小板薬、抗凝固薬使用ガイドラインの作成を目指して≪アンサーパッド≫

抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドラインの作成:評価委員の立場から
木下 芳一(島根大・2内科)
診療ガイドラインは中立で標準的な診療情報の提供を目指して作成されており、対象疾患の患者の60-70%程度がガイドラインで推奨されている診療を受ければ良好な結果が得られるような診療情報を提供するものである。このために理想的には、まずCQを作成した後に系統的な文献検索、構造化抄録の作成、文献のエビデンスレベルの評価、ステートメントの作成、ステートメントの推奨度の決定をおこないガイドラインとしてまとめて...

第53回日本消化器病学会大会内視鏡検査および処置・治療時における抗血小板薬、抗凝固薬使用ガイドラインの作成を目指して≪アンサーパッド≫