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検索結果は4件です。

当院における早期胃癌に対する深達度評価としてのEUSの有用性について
芳澤 社(聖隷浜松病院・消化器内科)
【目的】早期胃癌に関しての内視鏡治療に対してESDが一般化されるようになった今日,術前の範囲診断,深達度診断がより重要となっている.当院ではESD導入時より術前精査として基本的に全例EUSを施行し,深達度診断や瘢痕・周囲血管の評価を行ってきた.当院でのESD術前のEUSを含めた深達度精査に関して有用性を検討し報告する.【方法と対象】現在当院では早期胃癌と考えられた病変に関しての精査としては,ESD...

第55回日本消化器病学会大会胃-診断

胃Blue LASER Imaging(BLI)拡大内視鏡画像コンピュータ解析による良悪性鑑別の試み
宮木 理恵(広島大・消化器・代謝内科)
【目的】Blue LASER Imaging(BLI)は狭帯域光観察用レーザー光と白色用レーザー光をバランスよく配分することで,微小血管や粘膜表面微細構造をコントラストと明るさの両立を実現しながら表示する機能である.我々は以前より,拡大内視鏡画像の定量的な数値を医師に提示する検討を行っており,今回,BLIを用いた胃拡大内視鏡画像に対して定量化を行い,良悪性の鑑別を試みた.【方法】対象は2011年8...

第55回日本消化器病学会大会胃-診断

胃生体内Endocytoscopy観察の染色法の検討
鶴留 一誠(名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】Endocytoscopy(EC)は食道や大腸においてメチレンブルー染色による仮想生検の有用性が報告されているが,胃における最適な染色方法は明らかでない.今回我々は胃生体内EC観察に用いる染色液の染色性とEC診断能につき検討を行った.【対象と方法】2011年1月から2012年10月までに当院でEC観察を行った早期胃癌43例を対象とした.染色液は0.05%クリスタルバイオレット(CV) + ...

第55回日本消化器病学会大会胃-診断

胃腫瘍性病変に対するFICE併用経鼻内視鏡観察の有用性の検討
横山 敬史(名古屋大・消化器内科)
【背景】経鼻内視鏡による上部消化管内視鏡検査は被験者の苦痛が少なく,忍容性が高い一方で,通常径の内視鏡による検査と比べて画質が劣るため,診断能が低くなる可能性がある.今回我々は,経鼻内視鏡観察にFICEを併用して観察することによる視認性の変化を検討し,FICE併用経鼻内視鏡観察の有用性について検討した.
【方法】2013年2月から当院においてESDによる内視鏡治療を施行した胃腫瘍性病変5例を...

第55回日本消化器病学会大会胃-診断