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検索結果は5件です。

炎症性腸疾患患者の病変部粘膜固有層T細胞におけるIL-10産生能の比較検討
土屋 和代(宮崎大・腫瘍機能制御外科学)
【目的】炎症性腸疾患患者の病変局所では様々なサイトカインが産生される。IL-10はTNF-alpha, IL-6, IFN-gammaなどの炎症性サイトカインの産生を抑制するとされている。しかしながら炎症性腸疾患病変部における粘膜固有層(LP,lamina propria)に存在するCD4陽性T細胞(CD4+T cell)の、IL-10産生についての報告は少ない。【方法】当科で切除手術を行った潰瘍...

第53回日本消化器病学会大会大腸-基礎3

Hepatocyte growth factor activator inhibitor type1(HAI-1)の欠失はAPC Min/+マウスの腸管腫瘍形成を促進する
星子 新理(宮崎大・循環体液制御学, 宮崎大・腫瘍・再生病態学)
【目的】Hepatocyte growth factor activator inhibitor type1(HAI-1)は膜結合型セリンプロテアーゼインヒビターであり、上皮細胞膜上に発現している。近年になり、HAI-1が細胞膜上プロテアーゼとの相互作用を介して腫瘍発生・進展に関与する可能性が示されるようになってきた。本研究では腸腫瘍発生におけるHAI-1の役割について検討した。【方法】Villi...

第53回日本消化器病学会大会大腸-基礎3

IFN-αと抗PD-1抗体を用いた消化器癌に対する免疫療法の検討
大森 里紗(昭和大病院・消化器内科)
【目的】消化器癌患者は免疫抑制状態に陥っていることが多く、免疫療法で消化器癌を治療するには、強く抗腫瘍免疫を誘導する必要がある。Programmmed Death-1(PD-1)は活性化したリンパ球の表面にある受容体の一種で、活性化リンパ球を沈静化する負のシグナルの伝達に関与しているため、PD-1を阻害することにより、従来の免疫療法の効果を増強することが想定される。本研究では強い抗腫瘍効果を持つI...

第53回日本消化器病学会大会大腸-基礎3

演題取り消し
 
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第53回日本消化器病学会大会大腸-基礎3

大腸癌組織におけるAngiopoietin-2発現、TIE2陽性単核球の間質浸潤とリンパ節転移との関連に関する検討
良永 雅弘(国立別府医療センター・消化器内科, 国立別府医療センター・臨床研究部)
目的:がん組織において、Angiopoietin-2 (ANGPT2)の発現亢進は、直接血管内皮細胞に発現したTIE2受容体を介し、血管新生を促進するのみならず、間質へ浸潤したTIE2陽性単球を介し、癌細胞の浸潤や血管新生を促進させる。近年、ANGPT2発現は、がんのリンパ節転移とも関連すると報告されている。そこで、大腸癌の切除標本を用い、癌組織内のANGPT2発現及びTIE2陽性(TIE2+)単...

第53回日本消化器病学会大会大腸-基礎3