セッション

検索結果は4件です。

炎症性ニューロパチー患者の胃機能 ―胃電図による検討―
杵川 文彦(さぬき市民病院・内科)
【目的】神経疾患においては自律神経障害に起因する胃機能障害を合併すると推測されるが、報告は少ない。今回は急性炎症性ニューロパチー患者と慢性炎症性ニューロパチー患者において胃電図を記録し、両者を比較したので報告する。【方法】対象は急性炎症性ニューロパチー患者(男5例、女7例、21~89歳、内訳はギランバレ症候群;GB8例、フィッシャー症候群;FS4例)と慢性炎症性ニューロパチー患者(男6例、女2例、...

第53回日本消化器病学会大会胃-機能2

FD患者の随伴症状としての胃食道逆流症状、睡眠障害と胃排出能との相関関係の解析
泉 日輝(日本医大・消化器内科)
(背景・目的)NERD患者とFD患者との間にoverlapがあることが知られており、我々もまた、両群におよそ30-40%程度の胃排出能障害があることを報告してきた。日本におけるFD患者の胃食道逆流症状の実態は明らかではなく、FD患者における随伴症状として認められる食道胃逆流症状の程度や、逆流性食道炎患者に見られるとされる睡眠障害の有無の報告は極めて少ない。今回我々は、これらの臨床症状の比較に加え、...

第53回日本消化器病学会大会胃-機能2

FD・GERDにおけるグルカゴン負荷時胃内送気刺激下胃内圧変化についての検討
鈴木 剛(東京警察病院・消化器科)
【緒言】われわれは以前より上部消化管内視鏡施行時に送気負荷を加えて胃感受性について検討してきている(Gastroenterol.136(5),A438,2009).FD・GERD症例との間に胃内送気刺激後の閾値や内圧上昇パターンに違いを認めるか否かにつき、また各群における抗コリン作用を有するグルカゴン負荷後の反応性につき検討した.【対象】FD症例16例(平均年齢50歳),GERD症例7例(53歳)...

第53回日本消化器病学会大会胃-機能2

FD疑診患者における観察期症状消失の背景因子と症状存続投薬割付群における症状プロファイルの検討.-JMMSの知見から-
中田 浩二(東京慈恵会医大・消化管外科)
【目的・方法】JMMS(Japan Mosapride Mega-Study; 日本国際消化管運動研究会主導の下、FD疑診患者を対象に行われた全国規模の臨床比較試験)登録患者1042例のうち、(1)観察期の症状消失例264例における各背景因子(性別、年齢、病悩期間、HP感染)の特徴、(2)投薬割付治療完遂例536例(モサプリド [M薬] 274名、テプレノン [T薬] 262名)における症状プロフ...

第53回日本消化器病学会大会胃-機能2