セッション

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高度進行胃癌に対する外科的切除の有用性
六車 一哉(大阪市立大・腫瘍外科学)
「はじめに」StageIV症例に対しては、palliationを除いてinduction chemotherapyの適応となるが、著効例に対しても切除のタイミングやリンパ節郭清範囲などにおいてcontrovercialである。非根治術となった症例では急速に進行することもあり、手術介入のタイミングや症例選択については困難な課題となっている。今回fStageIV進行胃癌切除症例についてretrospe...

第53回日本消化器病学会大会胃-癌4

超高齢者胃癌手術症例の検討
浅海 吉傑(福井県立病院・外科)
【目的】一般的に高齢者は生理的な臓器予備能の低下がみられ、また術後は胃切除症候群などQOLの低下の可能性など問題点は多くその術式や治療法の決定などにおいて慎重な対応が必要である。高齢者の周術期における問題点を明らかにするためにその特徴や治療成績について検討を行った。【方法】2000年より2010年12月まで当院で胃癌に対し手術を行った85歳以上の34例について臨床病理学的特徴および術前併存症や術後...

第53回日本消化器病学会大会胃-癌4

ステージIV胃癌での胃切除術の検討
武藤 理(秋田赤十字病院・内科)
[背景]切除不能進行胃癌に対する標準治療は化学療法であるが、その治療成績はまだ十分とは言えない。切除不能進行胃癌における胃切除術の意義はまだ議論の余地があるところである。 [対象]秋田赤十字病院において2003年から2009年までにステージIV胃癌に対して初回治療として胃切除が施行された51例について検討した。検討項目は年齢、性別、組織型、転移部位、術後治療、全生存期間。[結果]年齢中央値67歳(...

第53回日本消化器病学会大会胃-癌4

緩和医療のみを行った胃癌症例の検討
村上 真基(新生病院・消化器科, 上田腎臓クリニック・外科)
目的:胃癌に対する治療は外科的切除が第一選択で、困難な場合には姑息的手術、化学療法等が選択され、緩和医療のみが選択されることは少ない。今回、我々が経験した「緩和医療のみを行った胃癌」症例について検討した。対象:2004~2010年の間に死亡した胃癌症例のうち手術、化学療法、放射線療法を行わず、狭義の緩和医療のみを行った23例について、年齢、性別、主症状、積極的治療を行わなかった理由、生存期間等につ...

第53回日本消化器病学会大会胃-癌4