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検索結果は4件です。

超音波診断装置による肝線維化診断とMR elastographyの検討
中嶋 駿介(旭川医科大学内科学講座消化器血液腫瘍制御内科学講座)
【背景】近年,肝臓の線維化診断において各種非侵襲的評価法が肝生検の代替検査となりうるか検討されている.非侵襲的評価法として血清線維化マーカーの4型コラーゲン7s,ヒアルロン酸や通常検査のパラメーターから算出するFib-4 index等があるが,画像診断機器である超音波診断装置やMRI装置を用いたElastographyによる肝硬度測定が実臨床で可能となった.当科におけるこれら最新肝組織硬度診断機器...

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超音波エラストグラフィによる非アルコール性脂肪性肝疾患患者の意識改革
矢田 典久(近畿大学医学部消化器内科)
【はじめに】肝組織の状態を把握することは,非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の治療法を考えるうえで非常に重要である.超音波エラストグラフィは,非侵襲的に肝臓の弾性率を測定できるツールでありNAFLDの診断に有用であるとの報告が散見される.一方,NAFLDの治療では,生活習慣の改善を維持することが難しいことが問題の一つとされている.当院では,積極的にNAFLD患者に対して超音波エラストグラフィ...

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SPECT/CTを用いたアシアロシンチグラフィによる急性肝障害の分肝機能評価の試み
小谷 晃平(大阪市立大学核医学)
【目的】アシアロ糖蛋白受容体は正常肝細胞表面に特異的に発現しており,その受容体イメージングであるアシアロシンチグラフィは肝細胞機能の指標として種々の肝疾患に用いられている.SPECT/CTはガンマカメラとCTが一体となったモダリティであり,SPECTとCTの両者のずれのない融合画像を得ることができる.アシアロシンチグラフィにおいてもSPECT/CTを撮像することで肝細胞機能の詳細な評価が可能である...

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腹部超音波検査で診断された肝complicated cystの検討
須田 季晋(獨協医科大学越谷病院消化器内科)
【目的】超音波検査(以下US)では,肝嚢胞は内部無エコーの病変として観察される.嚢胞内に出血や感染を合併したものを総称してcomplicated cystと呼び,この際には嚢胞内に点状エコーや実質エコーを認める.今回は,当院においてUSで指摘されたcomplicated cystの頻度や病態について検討することを目的とした.【方法】2011年4月から2013年10月にUSを施行した9477例を対照...

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