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Barrett食道腺癌の現状と治療
成宮 孝祐(東京女子医科大学消化器外科)
欧米では食道腺癌の比率が高く,日本でもH.pylory感染の低下,食生活の欧米化に伴って逆流性食道炎が増加しBarrett食道癌の増加が予想されるが,我が国では十分な症例数がなく手術方法や郭清範囲のコンセンサスが得られていないが現状である.【目的】東京女子医大消化器外科において診断治療されたBarrett食道癌に対し患者背景,治療実態と成績について検討を加え報告する.【方法】1992年3月から20...

第99回日本消化器病学会総会バレット食道

日本人におけるバレット食道と肥満の関係
新海 洋彦(東北大学大学院消化器病態学分野)
【目的】バレット食道に関連している危険因子として,男性,喫煙,胃酸逆流症状,肥満などが報告されているが,これらは全て欧米からの報告で,本邦を含むアジアからの報告は極めて少ない.本邦ではバレット食道(特にlong-segment)の罹患率が低いため単一施設からの多数例での検討が難しく,またバレット食道の危険因子に関しては人種間で大きく異なることが知られており,long-segmentの多い欧米のデー...

第99回日本消化器病学会総会バレット食道

逆流性食道炎患者の長期経過―特にSSBEの合併について―
木村 聖路(国民健康保険三戸中央病院内科)
【目的】バレット食道は逆流性食道炎の合併症として重要だが,その発生や併存の状態について長期的に検討した報告は少ない.今回逆流性食道炎患者の内視鏡像の長期経過について検討を加えた.【方法】LA分類grade A以上の逆流性食道炎を指摘し,その内視鏡所見の長期経過を観察しえた263例について検討した.食道炎の初回重症度,長期経過とその観察期間に加え,SSBEの初回併存率,期間内発生率とその観察期間,形...

第99回日本消化器病学会総会バレット食道

高齢逆流性食道炎患者の食道運動機能の解析―逆流と食道運動機能低下の因果関係―
川見 典之(日本医科大学消化器内科学)
【目的】これまで加齢による食道運動機能低下が逆流性食道炎発症の一因と考えられていたが,胃酸逆流の結果として食道運動機能低下をきたした可能性も考えられる.我々の以前の検討では,若年健常者に比べ高齢健常者では二次蠕動波出現率は低下しているものの一次蠕動波に違いはなかった.今回高齢逆流性食道炎(RE)患者を加えて逆流と食道運動機能低下の因果関係について検討する.【方法】対象は胸やけや嚥下障害などを認めな...

第99回日本消化器病学会総会バレット食道