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検索結果は4件です。

高齢者におけるOGIB症例の臨床的特徴―バルーン内視鏡施行・経過観察症例での検討―
藤田 穣(川崎医科大学消化管内科学)
【背景】高齢者の原因不明の消化管出血(OGIB)症例の臨床的特徴を検討した報告は少ない.【目的】バルーン内視鏡(BAE)を施行した高齢者OGIB症例の臨床的特徴を解析する.【対象と方法】2004年7月~2012年7月に当院でBAEを施行し経過観察が可能だったOGIB症例133例を対象とした.75歳以上を後期高齢者(LE)群,65~74歳を前期高齢者(EE)群,64歳以下を非高齢者(NE)群とし,患...

第99回日本消化器病学会総会小腸 診断

CT enteroclysis/enterographyの原因不明消化管出血に対する診断能と長期経過
柴田 大明(山口大学消化器病態内科学)
【目的】近年,カプセル内視鏡(CE)やバルーン内視鏡(BE)の普及により,原因不明消化管出血(OGIB)の診断・治療が可能となっている.CT enteroclysis/enterography(CTE)は,小腸を等張性緩下剤などの陰性造影剤で拡張しdynamic CTを撮影する検査法であるが,クローン病に対する有用性の報告は多いものの,OGIBに関する報告は少ない.当院では2008年よりCTEを導...

第99回日本消化器病学会総会小腸 診断

Overt OGIB症例における造影CTとカプセル内視鏡の小腸病変に対する診断能
前田 義政(和歌山県立医科大学第二内科)
【背景】消化管の顕性出血において,上部・下部内視鏡で出血源がみられない場合(Overt OGIB),小腸をターゲットとした検索が行われる.その際,侵襲的なバルーン内視鏡行う前に,出血源同定のため造影CTやカプセル内視鏡(CE)などの非侵襲的検査行われるが,それらのOvert OGIBに対する診断能の詳細は不明である.【目的】Overt OGIB症例における造影CTおよびCEの小腸病変の診断能を検討...

第99回日本消化器病学会総会小腸 診断

当院におけるカプセル内視鏡検査の現状と有用性についての検討
大塚 裕之(公立学校共済組合東海中央病院消化器内視鏡センター)
【目的】当院で2008年4月にカプセル内視鏡(CE)を導入して4年が経過し,使用成績について検討した.【方法】2008年4月から2012年8月までに当院でCEを施行した114例(男性73,女性41,平均年齢65歳,41~83歳)を対象に,平均胃通過時間,全小腸観察率,平均小腸通過時間,有所見率について検討した.また,NSAIDsと抗血栓薬の内服の有無による所見について検討した.CEの前処置として,...

第99回日本消化器病学会総会小腸 診断