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検索結果は4件です。

内科的治療により10年以上の長期生存を得られた肝細胞癌症例の検討
日比野 千尋(大阪厚生年金病院消化器内科)
【目的】肝細胞癌初発から内科的治療が選択され10年以上の長期生存が得られた症例の臨床的特徴について検討した.【方法】1995年以降に当院で初発肝細胞癌と診断し,初回治療として内科的治療が施行され,その後10年以上の生存を確認できた6例を対象に,背景因子・腫瘍因子・治療因子について検討した.【結果】生存期間は平均12年6カ月(10年2カ月‐17年8カ月)であった.背景因子)性別はすべて男性.初発時年...

第99回日本消化器病学会総会肝癌6

C型慢性肝疾患症例におけるインターフェロン治療によるSVR後肝発癌症例についての検討
塩田 純也(長崎大学病院消化器内科)
【目的】近年,C型慢性肝疾患(HCV)に対する治療の進歩によりインターフェロン治療によるウイルス学的著効(SVR)率が上昇し,HCV関連肝癌が抑制されている.しかし,SVR後に肝発癌症する症例が散見されSVR後も腹部画像検査による経過観察が必要である.本研究では,インターフェロン治療によるSVR後肝発癌症例の特徴について検討を行った.【対象】1979年より2011年までの期間,当科においてC型慢性...

第99回日本消化器病学会総会肝癌6

当院における80歳以上高齢者肝細胞癌の背景および予後についての検討
橋口 正史(霧島市立医師会医療センター肝臓内科)
【目的】肝炎患者の高齢化と治療の進歩により,肝発癌年齢が上昇し高齢者肝癌に対する治療機会が増えてきている.今回我々は,80歳以上で発癌した患者の背景や予後について検討した.【対象と方法】2001年6月から2012年5月末までに,当院で初発肝細胞癌と診断した症例のうち,80歳以上で無治療の20例をA群,80歳以上で治療を行った49例をB群,80歳未満で治療を行った278例をC群とし,背景や予後につい...

第99回日本消化器病学会総会肝癌6

非代償性肝硬変を合併している肝細胞癌診療の検討
多田 俊史(大垣市民病院消化器内科)
【目的】非代償性肝硬変合併の肝細胞癌症例について予後解析を中心に検討する.【方法】対象は1990年1月から2009年12月までの20年間に当院で経験した肝細胞癌1668例のうち,初発時に黄疸,腹水,肝性脳症のいずれかが認められた464例である.男性325例,女性139例で,年齢は65.7±9.5歳であった.これらを成因,血液データ,腹水,飲酒,静脈瘤・肝性脳症の有無,腫瘍因子,治療内容,予後につき...

第99回日本消化器病学会総会肝癌6