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検索結果は4件です。

北陸3県関連施設における切除不能膵癌治療の実態
寺島 健志(金沢大学消化器内科)
【目的】切除不能膵癌に対してS-1やErlotinibが承認され,治療の選択肢が増えつつある.北陸3県の医療機関における切除不能膵癌症例に対する診療の実態を調査した.【方法】2009年1月から2012年7月までに当科および関連18施設において診療された非切除膵癌症例505例の診療録を後方視的に調査し,うち切除不能例458例の患者背景,治療選択,成績につき検討した.【結果】対象の年齢は中央値74歳,...

第99回日本消化器病学会総会膵癌

膵胆道癌による悪性十二指腸狭窄に対する十二指腸ステント留置術の検討
貝瀬 智子(東京女子医科大学消化器内科)
【目的】悪性胃十二指腸狭窄の治療は外科的吻合術が標準とされてきたが,経内視鏡的十二指腸ステントが保険収載され施行報告例が急増している.今回当院における悪性胃十二指腸狭窄に対する十二指腸ステント留置術を検証した.【方法】2012年7月までに悪性十二指腸狭窄に対し十二指腸ステント留置術を施行した9例(平均年齢67.1歳,男性6例,女性3例)を対象に,原疾患,Performance Status(PS)...

第99回日本消化器病学会総会膵癌

生活習慣病を含む膵管癌のリスクファクターの検討
武田 洋平(鳥取大学医学部機能病態内科学)
【目的】膵癌の診断は画像機器の進歩に伴い向上してきたが,なお発見時には進行しており切除不能である事が多い.生活習慣を含むリスクファクターを詳細に検討し,予防・早期発見につなげる必要がある.今回我々は膵管癌の患者・臨床背景を解析し,リスクファクターを検討した.【方法】2003年7月~2012年8月の間に当院で経験し,病理学的に診断した膵管癌146症例(男95:女51,平均年齢67.5歳,部位Ph:P...

第99回日本消化器病学会総会膵癌

切除不能膵癌における血栓塞栓症の合併率とその臨床的特徴の検討
杉本 啓之(名古屋大学消化器内科学)
【目的】担癌患者では血液の過凝固状態から血栓塞栓症を発症することが知られており,膵癌はその頻度が高いとされる.血栓塞栓症の発症は予後やQOLに大きな影響を与えるが,その予防および治療法は確立していない.今回,血栓塞栓症を合併した切除不能膵癌自験例の現状を評価した.【方法】2006年1月から2011年12月までの間に入院精査を施行した膵癌患者154例中,切除不能と診断し加療を行った72例(男性45例...

第99回日本消化器病学会総会膵癌