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検索結果は5件です。
- 80歳以上高齢患者における胃癌・大腸癌待機根治手術後の生活機能(ADL)変化
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深田 伸二(国立長寿医療研究センター)
【目的】80歳以上であっても比較的安全な根治手術が可能となった胃癌・大腸癌の待機手術症例におけるADLの術後中・長期経過とADL低下の予測因子を検討した。【方法】75歳以上の胃癌・大腸癌待機手術例を対象として行ったADL,QOLの変化に関する多施設共同コホート研究(厚生労働省長寿医療研究委託事業(C14-3))の対象症例223例のうち、80歳以上の108例について解析した。年齢、性別、病期とともに...
第53回日本消化器病学会大会 >
その他2
- 悪性消化管閉塞に対する緩和手術症例の検討
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中塚 英樹(燕労災病院・外科)
背景: 消化器癌術後腹膜再発に対する有効な治療法は定まっていない。病変の肉眼的切除が可能であっても根治は困難である。なかでも腸閉塞を来すと、減圧チューブが挿入され、著しくQOLが低下したまま最期を迎える例も多い。一方、減圧目的の人工肛門造設術やバイパス術が施行され、経口摂取が可能となると、退院して状態がよければ化学療法も可能である。しかし、手術したとしても経口摂取ができないこともあり、その適応は難...
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その他2
- 小規模急性期病院における在宅緩和ケアの導入における問題点
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遠藤 光史(東京医大・3外科, 仁和会総合病院, 金沢文庫病院)
がん対策基本法が施行され、施設や在宅での緩和ケア医療の充実が図られている。しかし、小規模な急性期病院においては、人員不足などのため、在宅を含めて緩和ケア医療が十分に行われているとは言いがたい。けれども今後終末期がん患者が増加していく中で、小規模病院の役割を増すことを考慮し、現状での問題点などを考察した。当院では2009年より外科医師1名、訪問看護師1名によって、在宅での終末期がん患者の診療を開始し...
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- 膵癌終末期における在宅緩和治療のこころみ
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池松 禎人(浜松医療センター・外科)
【背景と目的】再発膵癌患者は癌性腹膜炎等により消化管を用いた栄養補給が最後まで行えないため、終末期の在宅医療は困難であると考えられてきた。2006年にがん対策基本法が制定され誰もが安心してかかれるがん医療が目標に掲げられ、在宅緩和医療の導入が促進されている。最近の当院における膵癌終末期患者の在宅緩和ケアでの工夫を報告する。【方法】2005年1月以降、皮下埋没型中心静脈注入カテーテル(植込みポート)...
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- 緩和病棟のない大学病院における緩和ケアチームの活動状況(消化器癌末期患者に対してチーム介入が奏功したと考えられる症例から)
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片野 素信(東京医大茨城医療センター・消化器外科)
当院では緩和ケアチームを立ち上げ、多職種医療スタッフによるラウンドを行なっている。スタッフは、医師3名(内専従1名、精神科医師1名)、緩和ケア認定看護師、薬剤師、栄養師、MSWの構成となっている。対象患者は消化器癌以外にも、乳癌、肺癌、咽喉頭癌、神経膠芽腫など多岐にわたって緩和ケア活動をしている状況となっている。緩和ケアチームの介入内容としては、疼痛管理が中心となるが、精神不安に対するケア、患者家...
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