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検索結果は6件です。
- 再発胃癌における、術後補助療法の持つ意味合い
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原 拓央(厚生連高岡病院・外科)
再発胃癌の化学療法はS-1+CDDPが標準治療と認識されているが、S-1は術後補助療法としても標準的とされている。したがって再発胃癌においてはS-1が既に使用されている症例が増加し、その対応には一考を要する。当科における再発胃癌の状況について後方視的に検討し、補助療法の持つ意味合いについて考察した。【成績】2001年10月から2010年9月までに当科で経験した再発胃癌は114例で(男性/女性:81...
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胃-治療(化学療法)2
- 胃癌に対するS-1+CDDP 療法におけるDose intensityと抗腫瘍効果についての検討
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北川 美香(名古屋市立大大学院・消化器・代謝内科学)
【背景】本邦においては切除不能・進行再発胃癌に対する初回治療としてSPIRITS試験の結果からS-1+CDDP療法が推奨されている。日常臨床においては、各薬剤は副作用、基礎疾患、年齢などによって適宜減量し使用されているのが現状であるが、抗腫瘍効果を減少させない適切な薬剤量については明らかではない。【方法】コンピューターデータベースを使用し、2006年1月から2010年12月までに当院で切除不能・進...
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胃-治療(化学療法)2
- 進行・再発胃癌に対する化学療法の現状―S-1+docetaxel療法を中心に―
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田中 彰一(国立岩国医療センター・消化器科)
【目的】胃癌化学療法における標準治療は、現時点では、S-1+CDDP療法である。しかし腎機能低下例には適応は難しい、水負荷のための入院が必要である等問題点もある。とくに高齢者では潜在的臓器機能低下が想定され、適応は慎重にならざるを得ない。一方、S-1+docetaxel療法は、腎機能低下例にも使用できる、外来化学療法が可能であることより、高齢者進行胃癌の多い当院では、S-1+CDDP療法より使用し...
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胃-治療(化学療法)2
- 実地臨床における根治切除不能進行胃癌に対する一次治療としてのS-1+CDDPとS-1+weeklyCDDP併用療法の後ろ向き比較検討
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建持 岳史(済生会横浜市東部病院・消化器センター)
【目的】SPIRITS試験にてS-1+CDDP併用療法(以下CS療法)の胃癌に対する有効性は示されている。当院では外来治療を強く希望される患者に対し十分なICのうえ、外来化学療法としてのS-1+weeklyCDDP併用療法(以下w-CS療法)を行っている。今回根治切除不能進行胃癌に対するw-CS療法に関する有用性を検討するために、当院におけるCS療法とw-CS療法について比較検討したので報告する。...
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胃-治療(化学療法)2
- 腹膜播種による腹水または水腎症を有する胃癌に対するS-1/Docetaxel療法の検討
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植田 亮(富山大・3内科)
【背景】本邦では進行・再発胃癌の標準治療はS-1/Cisplatin(CDDP)療法である。しかし腹膜播種による高度腹水や水腎症を有する症例は、腎障害や腹水コントロールなどの点からCDDPの投与は困難である。一方、S-1/Docetaxel(DTX)療法はS-1単剤療法との第III相臨床試験において、主要評価項目である全生存期間ではS-1単剤療法に対し優位性を示せなかったものの、無増悪生存期間と奏...
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胃-治療(化学療法)2
- 手術不能進行胃癌に対するTS-1+CDDP療法に続く2ndライン治療レジメンTS-1+CPT-11と(TS-1+)PTXの比較検討
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芋瀬 基明(岐阜県総合医療センター・消化器内科)
【目的】TS-1とCDDP併用療法は進行胃癌に対する標準治療として確立されつつあるが、無効となった場合に、2ndライン治療としてどのレジメンを選択すべきかについてはコンセンサスが得られていない。そこで、当院にて進行胃癌に対して化学療法が施行された症例のうち、1stラインにTS-1+CDDP、2ndラインとしてTS-1+CPT-11あるいは(TS-1+)PTXが選択された症例について検討した。【対象...
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胃-治療(化学療法)2
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