セッション

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当院における急性胆嚢炎に対する内視鏡的経鼻胆嚢ドレナージ術の検討
伊藤 美樹(市立釧路総合病院・消化器内科)
【背景】急性胆石性胆嚢炎(ACC)に対しては、早期の胆嚢摘出術が標準治療である。しかし、患者の全身状態や合併症、施設の人的・物的資源の制限により、早期の胆嚢摘出術が困難な場合も少なくない。経皮経肝的胆嚢ドレナージ術(PTGBD)は、確立された胆嚢ドレナージ法であり、成功率も高いが,出血・脈管穿刺などのリスクが懸念される.PTGBDに代わる胆嚢ドレナージ法として,内視鏡的経鼻胆嚢ドレナージ術(ENG...

第53回日本消化器病学会大会胆道-治療1

急性胆管炎を合併した胆管結石症に対する緊急内視鏡治療の現状
足立 清太郎(聖マリアンナ医大・消化器・肝臓内科)
【目的】急性胆管炎の診療ガイドラインでは, 中等症以上は迅速な胆道ドレナージが望ましいとされているが, 一期的截石に関しては言及されていない. 今回, 中等症以上の急性胆管炎を合併した胆管結石症に対する緊急内視鏡治療を検証し, 特に一期的截石の検討を行う.【方法】対象は2005年6月以降に緊急内視鏡治療を施行した中等症以上の胆管炎を合併した胆管結石症147件 (重症19, 中等症128)で, 男女...

第53回日本消化器病学会大会胆道-治療1

急性胆嚢炎に対する内視鏡的胆嚢ドレナージ術と経皮経肝胆嚢ドレナージ術の比較検討:後ろ向き症例対症研究
柿本 年春(さいたま市立病院・消化器内科)
【はじめに】急性胆石性胆嚢炎の急性期のドレナージは経皮経肝胆嚢ドレナージ術(PTGBD)が一般的であるが、最近、内視鏡的経十二指腸乳頭的胆嚢ドレナージ術(ENGBD)の報告も散見される。今回われわれは、当院での急性胆嚢炎に対するENGBDとPTGBDの成績、合併症などを比較し報告する。【対象と方法】2007年4月から2010年12月までに急性胆嚢炎に対しENGBDが試みられた51例(男性33例、女...

第53回日本消化器病学会大会胆道-治療1

当院における急性胆管炎に対する緊急ERCPの現状~急性胆管炎診療ガイドラインとの比較を通して~
高橋 昭裕(大森赤十字病院・消化器内科)
【目的】急性胆管炎診療ガイドラインでは中等症以上で速やかな胆道ドレナージを推奨している。今回,当院にてERCPを施行した急性胆管炎症例についてガイドラインに準拠しているか否か,予後を含めて検討した。【方法】対象は2008年1月から2010年12月までに急性胆管炎と診断しERCPを施行した79例。その内、来院後24時間以内にERCPを施行した例を緊急群,来院後24時間以降にERCPを施行した例を待期...

第53回日本消化器病学会大会胆道-治療1

治療困難胆管結石に対するESWL,胆道内視鏡治療の有用性
増田 大介(大阪医大・2内科)
【背景・目的】通常の経乳頭的な載石術のみでは治療困難な胆管結石症例にしばしば遭遇する.当科では治療困難胆管結石に対しては,ESWL,胆道内視鏡下のEHL等を組み合わせて治療を行っている.今回治療困難胆管結石に対する治療方針を検討する.【対象と方法】過去15年間に当科でESWL,経口胆道内視鏡(POCS)あるいは経皮経肝胆道内視鏡(PTCS)による載石を試みた34例(男女比18:16,平均年齢61....

第53回日本消化器病学会大会胆道-治療1