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検索結果は5件です。
- Groove領域に発生した膵原発悪性腫瘍の2例
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山下 拓磨(屋島総合病院・内科)
【症例1】80歳台、女性。1週間前からの右季肋部痛を主訴に来院した。体重は1ヶ月で4kg減少し、黄疸も出現していた。血液検査では肝胆道系酵素および腫瘍マーカーの上昇がみられた。腹部dynamic CTではgroove領域~膵頭部に多数の嚢胞成分を伴った腫瘤像認められた。腫瘤は不均一に造影され、十二指腸や下部胆管に浸潤していた。また主膵管全体に著明な拡張がみられたが、腫瘤内に明らかな狭窄部位は認めな...
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膵臓-症例報告1
- 若年発症した通常型膵癌の1例
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篠藤 浩一(横浜労災病院・消化器病センター外科)
(症例)27歳、男性.(主訴)黄疸.(既往歴)特記すべきこと無し.(現病歴)平成19年年5月下旬より黄疸が出現し近医で膵頭部の腫瘤性病変を指摘され当院消化器科を紹介受診となった.(初診時血液生化学検査)WBC 4500/μl、Hb 14.0g/dl、PLT 19.8×104/μl 、GOT 252IU/l、GPT 632 IU/l、ALP 600 IU/l、LDH 297 IU/l、AMY 84 ...
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膵臓-症例報告1
- 胆・膵悪性腫瘍に合併したTrousseau症候群の3例
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荒瀬 吉孝(東海大・消化器内科)
【緒言】担癌患者にみられる凝固異常はTrousseau症候群として知られている。同症候群は凝固亢進による脳梗塞の合併頻度が高く、傍腫瘍症候群の一つとされている。われわれは、Trousseau症候群と考えられた3例を経験した。【症例1】79歳、男性。2008年12月右上肢不全麻痺にて受診、頭部MRIにて両側後頭葉を中心に両側大脳・小脳半球に多発する脳梗塞所見を認め入院となった。CA19-9 173....
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膵臓-症例報告1
- 皮膚転移を来たした進行膵癌の2症例
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松江 泰弘(金沢医大・消化器内科)
内臓悪性腫瘍の皮膚転移例は約3%前後とされており、その中における膵癌の割合は約2%と極めて稀である。今回我々は皮膚転移を来たした進行膵癌2例を経験したので報告する。症例1:42歳男性、2009年夏より腰背部痛を認め経過を見たが改善せず、同年秋に近医を受診、採血検査で胆道系酵素の上昇とCEA:32.5 ng/mlと高値を認め当科を紹介受診された。CA19-9:62600 U/ml、DUPAN-2:1...
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膵臓-症例報告1
- Humoral hypercalcemia of malignancyを合併した進行膵癌の1例
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毛利 久継(金沢大附属病院・がん高度先進治療センター)
症例は73歳,男性.広範な肝転移と腹水貯留を伴った膵尾部癌の診断にて、2009年 5月より塩酸ジェムシタビン(Gem)とテガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤(S-1)の併用療法を開始.全身状態は著明に改善し、画像上も部分奏効が得られた.外来で治療を継続していたが、11月のCTでは明らかな進行と判定され、2009年12月入院.入院後意識レベルの低下(JCS30)を認めたため精査を行ったと...
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膵臓-症例報告1
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