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検索結果は5件です。
- 膵神経内分泌腫瘍切除例の検討:2010年WHO分類改訂に伴って
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矢田 一宏(大分大・消化器外科)
【背景】神経内分泌腫瘍(NET)はWHO分類により,生物学的性質や機能的活性が異なる複数のタイプに分類される.従来,転移・腫瘍径・血管や周囲臓器への浸潤などの臨床的要素を考慮し,3種類(高分化型神経内分泌腫瘍(良性および低悪性度),高分化型神経内分泌癌,低分化型神経内分泌癌)に分類されていた.しかし2010年10月のWHO分類の改訂にて臨床的要素が省かれ,Grading(G1,G2,G3)導入によ...
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膵臓-腫瘍3
- 膵神経内分泌腫瘍に対するWHO新分類での検討
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室久 剛(聖隷浜松病院・消化器内科)
【目的】 これまで膵内分泌腫瘍(PNET)に対して病理学的あるいは内分泌学的な性格から様々な疾患名が混在し、混乱を来す一因となってきた。2010年WHOは消化管および膵神経内分泌腫瘍に対する新分類を提唱した。我々は当院で過去20年間に経験したPNETに対してWHO新分類で検討した。【方法】1990年から2010年まで当院で診療し組織学的に診断したPNET20例を検討した。新分類は核分裂像およびMI...
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膵臓-腫瘍3
- IPMNを除く膵嚢胞性病変の診断アルゴリズムの検討
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藤田 光一(北野病院・消化器センター消化器内科)
【目的】IPMNを除く膵嚢胞性病変ではMCNと充実性腫瘍の嚢胞変性はmalignant potentialを有し、他の嚢胞性病変は概ね良性である。しかし鑑別診断が困難な場合、しばしば診断的切除を施行されているのが現状である。膵嚢胞性病変についてMCNとの鑑別を中心に診断アルゴリズムを作成し、手術例を基にその妥当性について検討する。【方法】MCNの典型所見を、共通の被膜とcyst in cystを有...
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膵臓-腫瘍3
- MCN、SCNの臨床的特徴
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芹川 正浩(広島大・消化器・代謝内科)
【目的】過去10年間に当院で経験したMCN・SCN症例を対象として、その臨床病理学的特徴を明らかにすることを目的として検討を行った。【方法】 (1)手術例を対象として、臨床的特徴、悪性の頻度、予後に関して検討した。(2)経過観察例を対象として、観察期間中の症状発現の有無、腫瘍増大の有無を検討した。腫瘍の増大率は、観察期間(年)=n、初回検査時の腫瘍径(cm)=r1、増大時の腫瘍径=r2とした場合、...
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膵臓-腫瘍3
- 膵solid-pseudopapillary tumorの臨床病理学的検討
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木田 明彦(富山県立中央病院・内科)
【目的】当院の膵solid-pseudopapillary tumor(SPT)7例について、術前診断やMIB1 陽性率よりみた病理学的悪性度評価は可能かを中心に臨床病理学的に検討した。【方法】1976年2月から2011年3月までに当院で手術し診断されたSPT7例を対象とした。病理学的には、HE染色に加えMIB1、βcateninも含めた免疫染色も検討した。【成績】SPT7例の男女比は1対6で、平...
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膵臓-腫瘍3
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