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PD4-2 GRADEシステムについて
吉田雅博(国際医療福祉大学臨床医学研究センター化研病院/日本医療機能評価機構EBM医療情報部)
【GRADEとは1Grades of RecommendationAssessmentDevelopment and Evaluation(GRADE)systemは2004年GRADE working groupによってBMJに初めて報告されたエビデンス評価や推奨グレーディングシステムである.【背景】1970年代以来世界中の多くの組織が多様なエビデンス分類・推奨度評価方法を用いてきた。特にRCT...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(機能性消化管障害)を目指して

PD4-4 日本消化器病学会FD診療ガイドライン作成の進捗状況
三輪洋人(兵庫医科大学内科(上部消化管科))
日本消化器病学会ではこれまで作成された既存の6疾患のガイドラインに加え新たに「機能性消化管障害(FD/BS)診療ガイドライン」を含む3疾患のガイドライン作成を決定した(ガイドライン担当理事渡辺守東康医科歯科大学教授).2011年7月に開催されたガイドライン統括委員会で作成過程に関する申し合わせが行われ最終の完成が2013年3月を目標としてガイドライン作成のタイムテーブルが決定された.機能性消化管障...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(機能性消化管障害)を目指して

PD4-5 日本消化器病学会IBS診療ガイドライン作成の進捗状況
福土審(東北大学行動医学)
過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome:H3S)の研究は国際的に長足の進歩を遂げ新薬の開発も盛んである.日本消化器病学会では菅野健太郎理事長渡辺守担当理事木下芳一機能性消化管障害疾患責任理事の提唱により機能性消化管障害の中でも機能性ディスペプシア(FD)ならびにBSを取り上げその診断治療ガイドラインを作成することになった.IBSガイドライン作成委員会は私を含めて12名のメ...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(機能性消化管障害)を目指して

PD4-6 H. pylori陽性健診受診者のディスペプシア症状の長期経過と胃粘膜萎縮との関連
 
【目的】ディスペプシア症状とH. pyloriとの関連に関する報告は種々あるがいまだ一・faの見解は得られていない.われわれはE pylori ue性職域健診受診者を除菌治療を施行した群と非除菌群とに分けディスペプシア症状の5年間の長期経過と胃粘膜萎縮との関連を検討した.【方法】尿素呼気試験でH. pyiori陽性で上部消化管内視鏡検査または上部消化管造影検査で慢性胃炎以外の粗大病変を認めない職域...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(機能性消化管障害)を目指して

PD4-7 大学病院とクリニック受診者のFD症状に関する疫学調査―自己記入式アンケート(GSRSSF-8PSQISTAI食習慣)を用いて―
新福摩弓(日本医科大学消化器内科)
[背景・目的]受診施設によって患者構成が異なると考えられるがその詳細は明らかではない.大学の専門外来は難治性や症状の強いが多いと推察されるが実際にクリニック受診者と異なるか否かに関し調査することは症状を診断の基盤とするFD患者の我が国におけるガイドラインを考える上で重要な意味を持つものと考えられる.このため我々はFD患者の疫学調査を行い症状を調べると共に睡眠障害や不安度・生活習慣も調査し興味深い知...

第98回日本消化器病学会総会日本消化器病学会診療ガイドライン(機能性消化管障害)を目指して