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検索結果は5件です。

O-032 炎症性腸疾患モデルマウスを用いた粘膜障害と修復再生過程の二光子レーザー顕微鏡下観察
田中光司(三重大学消化管・小児外科学)
【背景】二光子レーザー顕微鏡(tWo photon laser scanning microscopy:TPLSM)を用いた生体内リアルタイムイメージングは様々な疾患の病理組織学的解析を生きたままできる利点がある.我々はGreen Fluorescent Protein(GFP>マウスのデキストラン硫酸ナトリウム(DSS)誘発大腸炎モデルにおいて消化管全層断層像を高倍率で生体内リアルタイムに観察で...

第98回日本消化器病学会総会基礎(炎症)

O-033 潰瘍性大腸炎の大腸粘膜におけるセロトニン再取り込みトランスポーターの発現に関する検討
 
(背景と目的〉下目トニンは脳腸相関に深く関係する神経伝達物質であり蠕動運動を含む消化管機能に関与する.セロトニンは腸クロム親和性細胞の一つであるEC細胞にて合成されセuトニン再取の込みトランスポーター(serotonin reuptake transporter:SERT)を介して腸粘膜細胞に取り込まれ除去される.一般に過敏性腸症候群の病態にセロトニン代謝が深く関わることは報告されているが炎症性腸...

第98回日本消化器病学会総会基礎(炎症)

O-034 NardilysinはTNF-αのシェディングを促進し腸炎を増悪させる
神田啓太郎(京都大学消化器内科学)
[目的]TNF一αは膜結合蛋白として産生され細胞外ドメインがプロテアーゼによって切断されて(シェディング)t/遊離型の活性化TNF一αとなる.Nar-dilySin(NRDc)はADAM17プロテアーゼ(TACE)を活性化しTNF一αの細胞外ドメインを切断し活性化させる.TNF一αはヒト炎症性腸疾患増悪の鍵を握る因子であるためNRDcが腸炎に及ぼす影響についてマウスを用いて基礎的検討を試みた.[方...

第98回日本消化器病学会総会基礎(炎症)

O-035 マウス炎症性腸疾患モデルを用いたGRAIL発現効果に関する検討
向井章(大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学講座)
【背景1腸管免疫系の恒常性の維持には免疫寛容が重要な役割を果たしている.GRAIL(Gene Related to Anergy ln Lymphocyte)はCD4陽性T細胞の不応答化に必須の因子として同定されたユビキチンE3リガーゼであり種々の自己免疫性疾患との関与が報告されているが炎症性肝疾患.との関与は未だ明らかでない.【目的】慢性腸炎モデルマウスを用いてクローン病におけるGRAILの果た...

第98回日本消化器病学会総会基礎(炎症)

O-036 大建中湯による炎症性腸疾患モデルの抑制
荻野治栄(九州大学病態制御内科学)
【背景】炎症性腸疾患は腸内細菌を含めた抗原に対する免疫の過剰反応が関与しており再燃を繰り返す慢性炎症が特徴である.寛解導入治療は分子標的薬を含め様々な治療法が開発されているが寛解維持においてはなおまだ問題点が多い.そこでわれわれは従来腸管運動機能改善薬として使われている大建押湯に着目した.大建中湯は腸管の1血流を改善することで腸内細菌や炎症性サイトカインをコントロールすることが報告されており.炎症...

第98回日本消化器病学会総会基礎(炎症)