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検索結果は5件です。

医学生に対する外科手術教育
佛坂 正幸(宮崎大学 腫瘍機能制御外科)
【目的】進路を決めていない医学生が,外科手術の魅力をいかに感じるかということは,将来外科を選択する際に重要と思われる.当科では手術ビデオ供覧による視聴覚機器教育を行っている.その有用性について検討した.【対象】 [検討1] 当科では学生教育として,1:手術室での肉眼観察(肉眼),2:術野のモニター(モニター),3:術前後カンファレンスでのスライド(スライド),4:術後カンファレンスで5分程度に編集...

第096回九州支部例会

消化器外科医育成のための取り組み-肝胆膵手術の魅力とその啓発-
又木 雄弘(鹿児島大学 腫瘍制御学 消化器外科)
【はじめに】厳しい労働環境,診療報酬に対する不当評価などにより,外科医志望者の減少は年々進行している。特に、肝胆膵手術は高難度の複雑な手術が多いため,肝胆膵外科専門医の確保と育成は急務である。現在われわれが試みている肝胆膵外科専門医を増やすための取り組みについて紹介する。○外科医を増やすための取り組み1.結紮・縫合実習や内視鏡手術トレーニングの拡充。2.当大学NPO 「内視鏡手術の普及・啓発の会」...

第096回九州支部例会

学生実習からはじめる消化器外科専門医教育
渡邊 雅之(熊本大学)
近年、医学部学生の外科離れが進み、外科医の減少が危惧されている。また初期研修先として大学病院ではなく一般病院を志向する研修医が増えており、研修先の病院ごとにカリキュラムが異なると同時に、必ずしも外科専門医の育成を見据えた研修医教育がなされていないのが現状である。このような現状を踏まえ、当科では外科専門医教育の一環として、学生実習から外科手術手技教育を開始している。今回、その現状について報告する。学...

第096回九州支部例会

福岡大学病院におけるAcute Care Surgeryの取り組み
山下 裕一(福岡大学医学部消化器外科)
若手外科系医師の減少に対しては斬新な取り組みが必要である。一方、非手術的治療の進歩に伴い外傷手術症例数が激減したことから外傷外科医の育成を目指した新しい概念のAcute care surgery(ACS)が米国で広まりつつある。そこで、福岡大学病院のACSは、平成23年4月より正式に外科系各科が協力し診療開始予定である。診療内容を全身臓器の外傷だけに止めず急性期や慢性期急性増悪の病態にまで広げ導...

第096回九州支部例会

当科における学生教育の現状について
柴尾 和徳(産業医科大学医学部第一外科)
近年、マスコミにも取り上げられている外科医の減少は社会的問題となっている。それにも関わらず、現在の初期研修カリキュラムでは外科のローテーションが必須項目から除外され、研修医が自分の専門を決定する重要な時期に現場での外科教育に接触する機会が著しく減少することとなった。そのため、これまで以上に医学部学生に対する外科教育は重要となっており、さらには中高生の頃より外科に対する興味を喚起するアーリーエクスポ...

第096回九州支部例会