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検索結果は5件です。

緊急検査としての水溶性造影剤を用いた注腸検査の有用性の検討
小林 真(市立四日市病院消化器内科)
【目的】大腸閉塞の疑いや出血等に対して,しばしば水溶性造影剤(アミドトリゾ酸ナトリウムメグルミン:以下ガストログラフィン)を用いた注腸検査が行われる.今回緊急検査として当院で施行したガストログラフィンを用いた注腸検査の検討を行った.【方法】2008年1月より当院を受診され症状やCT等の画像診断により大腸閉塞が疑われた40例と,下血により憩室出血が疑われた5例の計45例に対しガストログラフィンによる...

第99回日本消化器病学会総会大腸 診断1

腸管洗浄剤を使用しない大腸3D-CTの受容性に関する前向き検討―大腸3D-CTはどのような被験者に好まれるのか?―
永田 浩一(亀田メディカルセンター幕張)
【目的】大腸検査で被験者の受容性を下げる大きな要因の一つに多量の腸管洗浄剤内服の問題がある.この問題は,近年欧米を中心に普及が進んでいる大腸3D-CTでも同様である.しかし,大腸3D-CTでは水溶性造影剤を内服することで残渣と病変を区別する手法(タギング)を用いることで,腸管洗浄剤の減量あるいは一切使用しないことが可能である.われわれは,腸管洗浄剤を使用しない大腸3D-CTの受容性を評価した.さら...

第99回日本消化器病学会総会大腸 診断1

腸液標識CT colonographyにおける至適撮像開始時間の検討
溝口 亜樹(斗南病院消化器内科)
 【目的】平成24年4月の保険収載以来,大腸腫瘍性病変の新しい検査法としてCT colonography(CTC)は注目されており,その臨床応用が開始されている.近年,X線陽性造影剤で腸液を標識(tagging)することにより,より精密な診断が可能とされる.しかし,従来のPolyethylene glycol(PEG)とガストログラフィンを用いるPEG-C法によるtaggingでは排便回数8回以上...

第99回日本消化器病学会総会大腸 診断1

当院における小児消化管内視鏡検査の現状
笠井 美孝(東京医科大学病院消化器内科)
【背景】疾患を直ちに診断する為に小児においても消化管内視鏡検査の重要性は高まっている.その背景には,スコープの細径化や鎮静剤の使用により受け入れやすいものになってきたことが挙げられる.【目的】消化管内視鏡検査依頼理由と所見について検討することで,適切な診断治療の確立を目的とする.【方法】15歳以下を小児と定義し(当院小児科の初診規定年齢に準ずる),2012年1月~8月までに当院で施行された小児消化...

第99回日本消化器病学会総会大腸 診断1

大腸3D‐CT(仮想内視鏡)における診断にどの程度の経験が必要か?
宅間 健介(亀田メディカルセンター幕張消化器科)
【目的】大腸3D-CTは,大腸内視鏡検査と比較して低浸襲かつ簡便に実施可能なことより,欧米では大腸癌検診の1検査法として確立している.大腸3D-CTの読影精度は,トレーニングにより向上することが知られているが,適当な読影レベルに達するまでに必要な読影経験について一定のコンセンサスは存在していない.今回読影初心者に対する読影トレーニングの効果を評価した.【方法】2名(A消化器病専門医およびB診療放射...

第99回日本消化器病学会総会大腸 診断1