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検索結果は5件です。

腹膜播種を伴う胃癌に対する腹腔内投与併用化学療法の有用性を検証する第III相試験(PHOENIX-GC試験)
高張 大亮(愛知県がんセンター中央病院薬物療法部)
近年,胃癌腹膜播種に対する腹腔内化学療法の効果が報告されているが,比較試験が行われていないため,その有用性については未だcontroversialである.我々は2011年10月,腹膜播種を伴う胃癌に対するS-1+パクリタキセル経静脈・腹腔内併用療法/S-1+シスプラチン併用療法による第III相臨床試験(PHOENIX-GC試験)を開始した.本試験は高度医療評価制度下に実施され,パクリタキセル腹腔内...

第99回日本消化器病学会総会胃癌 化学療法1

切除不能進行胃癌に対するmodified DCF療法の検討
武藤 理(秋田赤十字病院腫瘍内科)
[背景]切除不能進行胃癌に対して米国では全て注射剤で構成されるDCF(ドセタキセル+シスプラチン+5-FU)療法が標準とされているが,わが国での標準治療は経口フッ化ピリミジン+CDDPである.内服困難例での治療は未だ定まっていない.経口剤を含まない有効なレジメンの開発は重要な課題である.[対象]秋田赤十字病院において2011年3月から2012年6月までに切除不能進行胃癌に対しmodified DC...

第99回日本消化器病学会総会胃癌 化学療法1

進行胃癌に対する全身化学療法の治療成績
古川 政統(奈良県立医科大学消化器・内分泌代謝内科)
【目的】本邦ではS-1+CDDP併用療法が耐術不能例や手術困難な遠隔転移例に対する進行胃癌に対するFirst lineの全身化学療法とされているが,高齢者やPS不良症例ではS-1単剤療法に対する優位性は明らかではない.我々はこれらの観点を踏まえて進行胃癌に対する全身化学療法の成績を後方視的に検討した.【対象と方法】2007年1月から2012年2月までに当科で診断・治療された切除不能進行胃癌28例を...

第99回日本消化器病学会総会胃癌 化学療法1

当院におけるstageIV胃癌の検討
菊地 秀昌(東邦大学佐倉病院消化器内科)
【目的】非治癒因子のある進行胃癌に対して近年,治療成績向上を目指して原発巣切除が行われている.当院における非治癒因子のある初発胃癌の加療につき検討した.【方法】当科において2006年9月から2010年10月までに加療を行ったstageIV胃癌63例(男性48例,女性15例 平均年齢67.9歳(42~85歳))の生存期間中央値(MST),治療内容につきretrospectiveに検討した.【結果】s...

第99回日本消化器病学会総会胃癌 化学療法1

一次治療から見た当科における胃癌化学療法患者の治療成績について―手術転換例を中心に―
藤島 佳未(神戸大学消化器内科)
【目的】最近,切除不能大腸癌において化学療法後に切除可能となれば手術を行い,治癒が期待できる治療戦略が確立しつつあるが,進行胃癌化学療法症例での手術転換の意義は不詳である.今回,当初進行・再発切除不能と診断され当科で化学療法を導入した胃癌患者の治療成績を一次治療の面から検討し,その中で化学療法が著効し手術転換を行い得た症例を検索した.【方法】2000年6月~2010年11月まで,外科切除非適応と診...

第99回日本消化器病学会総会胃癌 化学療法1