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肥満・糖尿病と消化器疾患~一般臨床医のアンケート結果をふまえて~
阪口 正博(守口敬任会病院消化器内科)
<背景・目的>今回我々は,一般臨床医が消化器疾患との関連性をどのように考え,肥満・DM患者を診療しているかをアンケート調査するとともに,GERDと生活習慣病の関連性について検討した.<対象・方法>1)一般臨床医447名を対象に,肥満患者診療に際して消化器疾患を留意するかをアンケート調査した.2)一般臨床医125名を対象に,DM診療に際して,どのような疾患・合併症に留意するかをアンケート調査した.3...

第99回日本消化器病学会総会GERD

食道内プロスタグランジンと胸やけ症状発現との関連
近藤 隆(兵庫医科大学内科学上部消化管科)
【背景】逆流性食道炎における胸やけ症状発現には,食道における炎症性物質の関与も考えられているが詳細は明らかではない.一方,プロスタグランジン(PG)は,その受容体を介して多種多様な生理作用を示し,特にプロスタグランジンE2(PGE2)とその受容体であるEP1は,痛覚過敏に重要な役割を果たしていることが報告されている.そこで我々は,胸やけ症状発現と食道内PGとの関連,及び食道におけるEP1受容体の発...

第99回日本消化器病学会総会GERD

24時間多チャンネルインピーダンス・pHモニター検査(MII-pH)からみた手術未施行PPI抵抗性NERD患者の特徴
矢野 文章(東京慈恵会医科大学消化管外科)
【背景と目的】MII-pHにより非酸逆流の同定が可能となり,NERDの病態の特徴が明らかになりつつある.手術未施行PPI抵抗性NERD患者の特徴を検討した.【対象と方法】PPI抵抗性NERDの診断でMII-pHを施行した43人中,手術施行例とヘルニアの詳細が不明な31人を除く12人(男性9人,平均年齢54歳)を対象とし,結果を解析した.【結果】詳細を表に示した.異常酸逆流を2人に認めたが,5%程度...

第99回日本消化器病学会総会GERD

GERD関連背部痛の臨床像~治療的診断の試み~
松原 英俊(医仁会武田総合病院総合診療科)
【目的】GERDの食道外症状は多彩であり,胸痛を始め慢性咳嗽,咽喉頭異常感症などが知られている.背部痛も関与が示唆されているが,十分な臨床的検討はされていない.今回器質疾患がある程度除外され,PPIを含む薬物療法だけでなく生活習慣改善を含めたGERD治療により改善した背部痛の症例について検討した.【方法】2005年1月から2006年12月末までに初診として受診した患者を対象とした.生活習慣等のアン...

第99回日本消化器病学会総会GERD

わが国のびらん性逆流性食道炎は低年齢化に傾くか?(2010年 vs 2012年の経年変化に関する報告)
池澤 和人(筑波記念病院消化器内科)
【背景】わが国におけるヘリコバクター・ピロリ(HP)の感染率は年々低下しており,日本人の胃内環境の変化,すなわちpH低下の進行が推測される.それに伴って逆流性食道炎(GERD)発症の増加が危惧され,とくに若年層での発症が目立ちつつある.【目的】内視鏡によるびらん性逆流性食道炎の診断年齢に変化がみられるか,を検索した.【方法】2010年1月~6月までに症状の有無にかかわらず内視鏡検査を受け,粘膜びら...

第99回日本消化器病学会総会GERD